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青春18きっぷは、JR線の『普通列車』『快速列車自由席』などが乗り放題となるお得な切符だ。毎年春期・夏期・冬期と期間限定で発売され利用できる。1982年に発売されて以来現在も老若男女問わず大人気である。

実は私(筆者)は東京大阪区間で青春18きっぷを利用した経験がある。利用したことがある人であればきっと納得する、 “ありがちなこと” 30選を紹介したいと思う。利用したことのない人は「そんな風に感じるのか」と驚くかもしれないぞ。以下がその30選だ。

【青春18きっぷ東京大阪区間でありがちなこと30選】

その1:乗車券と同じ形の『ご案内紙』を “記念に” と保管してしまう
その2:財布から乗車券を取り出す際にご案内紙を間違えて取り出し焦る
その3:改札で乗車券に押してもらう駅印がにじむと悔しい
その4:検札員が来たらドヤ顔で青春18きっぷをみせたいのだが結局一度も現れない
その5:とにかく静岡区間が長い
その6:何度利用しても静岡区間を長く感じる
その7:長すぎて乗車しているのが辛くなり、いっそ静岡区間で下車しようか迷う
その8:でもどの駅で降りれば適当かわからず結局乗車し続ける
その9:耐え切れず静岡駅あたりで新幹線に乗り換えたらいくらかかるのか調べる
その10:静岡区間で「ちびまるこちゃん」が頭をよぎる
その11:サッカーファンは「清水駅」「藤枝駅」「磐田駅」通過で興奮する
その12:車内座席クロスシート派、ロングシート派にわかれる
その13:東京大阪、どちらに向かう際も大垣駅で何か買ってしまう
その14:大垣駅エキナカのコンビニが懐かしい
その15:東京方面に向かう際、小田原駅を通過すると「もうすぐだ」と安心する
その16:大阪方面に向かう際、米原駅を通過すると「もうすぐだ」と安心する
その17:岡崎駅通過時になぜか「徳川家康」が頭をよぎる
その18:というか安土駅で織田信長、関ヶ原駅で数々の武将がよぎる
その19:そのため戦国時代に興味がわく
その20:長時間座って乗車していると地元の一般乗客に申し訳なく思えてくる
その21:意外と立ったままでもいけることに気づく
その22:長い乗車時間、コーヒーを飲まなければよかったと後悔する
その23:「あ、あの人さっきの車両にもいた」と青春18きっぷ仲間をみつける
その24:その人が途中で下車するとなぜか寂しく思う
その25:「いい旅しろよ」と心でつぶやく
その26:同じ路線同じ距離なのに、大阪に向かう際のほうが早く到着する気がする
その27:それを同じ青春18きっぷ仲間に言うと「逆だろ」と言われる
その28:久しぶりに乗車した新幹線、目的地までの到着の速さに思わずうなる
その29:それでもやっぱり青春18きっぷでのんびり移動したいと思う
その30:本も読んだスマフォもいじった、一眠りして目を開けるとまだ静岡

執筆:楠川傘
Photo:RocketNews24.