2015年10月9日、東京・下北沢で「下北沢カレーフェスティバル」が始まった。4回目を数えるこのイベント、今年は128店舗が参加しており、下北沢は10日間、カレー一色になる。
さすがにすべてのお店を回るというのは難しいだろう。そこで厳選したお店を紹介したいと思う。私(佐藤)が紹介するのは、200グラムの巨大な牛バラ肉がドドン! と乗った、「CAFE okidokei」の牛バラ煮込みカレー(1500円)である!
・おしゃれなカフェが肉カレー
お店は小田急線下北沢駅北口から徒歩約1分のところにある。多数のお店がひしめく下北沢にあって、とりわけ居心地の良い雰囲気を醸すカフェだ。ここで豪快な肉塊の乗ったカレーを提供するとは、なかなか大胆。
・フェスティバル用メニュー
アンティークな設(しつら)えの店内。ついついおしゃべりが弾んで、長居してしまう女性客も多いはず。カレーフェスティバル用のメニューも用意されており、とてもやる気が感じられる。さて4種のカレーからどれを選ぶか? それは当然牛バラ煮込みカレーに決まっている! 俺はカレーが食いたいんだ! 肉も食えるなら、なお良し!
・思わず同じことを言ってしまった
お店には私と男性客がひとり。私の後方に座っていて、その姿は見えなかった。彼も牛バラ煮込みカレーを注文したらしく、テーブルに運ばれてくると「うお! デカいね!!」と驚いている。残念ながら私の位置からは、カレーの具合を見ることができない。しばらく待つと、私の元にも届いた。それを見ると、「うお! デカいね!!」と私も同じことを言ってしまったのだ。
・ステーキかよ!?
カレーのハシゴを予定していたので、注文時にご飯少な目でお願いしていた。ご飯がすこし少ないとはいっても、あまりに肉がデカすぎる! ステーキくらいの量はあると見て間違いないだろう。これは食い応えありそうだ。
・ルウが肉に押され気味
ナイフでカットして、口のなかに放り込むと、それがカレーだったことを忘れそうなほどのボリューム。旨みを凝縮した肉は、噛むば噛むほど蓄えたその旨みを解放していく。なんというパワフルな一品だろうか。エネルギッシュな肉に対して、カレールウはかなりマイルド。柔らかい味ではあるが、肉の強さに完全に押されている感じが否めない。
底がやや深目の器を使用していることもあるだろうが、肉がデカ過ぎて、食べるのに苦労するほどである。とにかく、ガッツリ系カレーで胃袋を満足させたい人には、おすすめだ。
・今回訪問した店舗の情報
店名 CAFE okidokei
住所 東京都世田谷区北沢2-25-13 カザマビル 2F
営業時間 12:00~0:00
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼目印はこの看板
▼階段を上って2階へ
▼カレーフェス用のメニュー。1500円となかなかの値段だが、200グラムの牛バラは魅力的
▼キター! これが牛バラ煮込みカレー。デカい
▼到底そのままでは食えないので、ナイフでカット
▼個人的には、ルウにもうちょっとパンチが欲しいところ