五体満足で生まれてきても、どれだけ自分が恵まれているか自覚できずに、ちょっとしたことで不平不満を言ってしまう人間は少なくない。

そんな我々を感化して、気持ちに喝をいれてくれること間違いナシの女性がいるので紹介したい。脚を持たずして生まれきた女性がモデルの仕事を始めて、スポーツも得意な彼女は、現在パラリンピックに向けてトレーニング中だというのだ。

‟脚がない” というハンデをもろともせず、前向きに努力を続ける彼女の半生からは、きっと学べることがあるのではないだろうか。

・脚を持たずに生まれてきた女性がモデルに!


タイで生まれた23歳のカンヤ・セッサーさんは、生まれてすぐに両親に捨てられ、5歳まで孤児院で育った。その後、アメリカ人夫婦に養子に迎えられた彼女は、米オレゴン州ポートランドへ移住した。

そして16歳の時に、地元のスポーツブランドにモデルの話を持ち掛けられ、カメラの前でポーズを取るようになったのである。もともとは、モデルになるつもりなどなかったという彼女だが、‟脚がない” というハンデを使って、類似した障害を持つ人々を助けたいと思ったことがきっかけだそうだ。

・どんな女性にも自分の体に自信を持って欲しい!!

そうするうちに、大手スポーツブランドのナイキやビラボンから仕事のオファーが来るようになり、現在では下着モデルも務めるようになったのだ。

彼女は、「障害があったり容姿が変わっている、‟少し違う女性” のやる気を駆り立てたいの。その障害が何であれ、自分に自信を持つようにってね。モデルをすることで、人々の社会観を変えたいと思っているんです」と語っている。

特に下着モデルをすることで、「どんな女性でもセクシーなランジェリーを身に着けて、自分のリアルな体形に自信を持って欲しい」とのメッセージを伝えたいのだそうだ。

・2018年パラリンピックに向けてトレーニング中!

アスリートでもあるカンヤさんは、移動には車椅子ではなくスケートボードを使用し、サーフィンまで楽しんでいるというのだ。そして、2018年に韓国の平昌(ピョンチャン)で開催される冬季パラリンピックを目指して、モノスキーのトレーニング中である。

さらに、アメリカの新ドラマシリーズ『Code Black』で、女優デビューも飾る予定の彼女は本も執筆中で、様々な分野で大活躍中だ。

SNSで、‟NoLegsNoLimit(脚はないけど限界もなし)”というハッシュタグを使う彼女は、決して自分の限界を決めることなどないのかもしれない。どんな時でもポジティブな姿勢を崩さない彼女の強さを、ぜひ見習いたいものだ。

参照元:Instagram @kanyasesserMashablePeopleFOX11(英語)
執筆:Nekolas

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