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建設計画が白紙撤回されてから、いまだにデザインさえ決まっていない新国立競技場。2020年開幕の東京五輪に間に合うのかとの意見も叫ばれるなかで、自民党の行政改革推進本部がある提言をしていることが明らかになった。

その内容とは、新たな国立競技場を建設しないというものである。この案に、ネットユーザーからは多くの声が寄せられている。

・建てないという選択肢

毎日新聞が報じるところによると、「新国立競技場を建設しない選択肢を持つことの提言」は、自民党の行政改革推進本部が、中間報告としてまとめた報告書で明らかにされたようだ。また河野太郎本部長は、記者会見で「品質が落ちるなら、勇気を持って建てないという選択肢を持つべきだ」との考えを示したとのこと。

これに対して、ネットユーザーが書き込んでいるコメントを一部抜粋すると……

・ネットの声

「なんで壊してからなんだよw」
「取り壊す前によく考えろ」
「やめる提言しろ」
「なんだそりゃぁ」
「それでいい」
「今ならまだ間に合う」
「いいじゃないですか!」
「それがベストだと思う」

……以上のように、賛成意見がある一方で、かなり厳しい意見も少なくないようだ。

・壊したあの場所はどうなる?

それにしても、もし新国立競技場が建設されないとするならば、取り壊された旧国立競技場のあった場所はこのまま空地のようになってしまうのだろうか? そうなったら、それはそれでさみしいものがある。

いずれにしても、残された時間には限りがある。できるだけ早く方針を固めてもらいたいものだ。

参照元:毎日新聞Yahoo! リアルタイム検索
執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24.