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オイッス! 俺、超小型巨人! 2015年9月19日から放映が始まる実写版映画『進撃の巨人』。いまさらなんだけど、オイラまだ前編見てなかったんだよね。すでに酷評を浴びているのは知ってたけど、自分の目で確かめないことには良し悪しってわからないよね?

ということで、後編が公開されるギリギリ直前に実際に見に行ってみたんだけど……。厳しい意見を受ける意味がわかった気がした。先入観抜きでも、ちょっと意味がわからないところがあるんだけど……。

・地下鉄でGO!

映画を見に行くのに先立って、オイラは新宿から渋谷へと東京メトロ副都心線で向かった。本当は新宿で観たかったんだけど、前編は終了間際だから、ほとんどの映画館で夜22時からとかしかやってなくて、やむなく渋谷へ行ったんだ。

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・地蔵と化した……

もちろん、ドリンクとポップコーンを買って、席で待機。やっぱり映画にはポップコーンだよね。トイレにも行ったし準備万端。そうして1時間39分の映画を最後まで見届けた。見終わった瞬間のオイラの状態を一言でいうと、「地蔵」。正直どうリアクションして良いのかわからない。あえて、その心境を言葉にするなら、「なんじゃこりゃ?」です。すみません……。

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・ストーリーは置いておいて

ストーリーは置いておこう。原作との違いについて語っても仕方がない。散々話題にもなっていたので、その部分は最初から目をつむることにした。連載が続いている漫画なので、話が変わるのはやむを得ないことだと思う。問題は、なんでそうなるの? という展開だ。

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・緊張感なさすぎ

まず言いたい。登場キャラが全員油断しすぎ。100年間巨人の侵攻がなかったとはいえ、緊張感なさすぎ。巨人に壁を壊されてから2年も経ち、生存者のほとんどが心に傷を負っているはずだというのに、危険地帯でとにかく油断してる。子どもの声がするという理由だけで、未開の地に足を踏み入れたり、夜明けまではいつ攻められてもおかしくないのにシッポリしちゃったり……。

きっと誰もが驚愕したに違いないのは、アノ場面だと思うけど。そりゃ食われるって……。

・キャラ豹変

それからキャラが豹変しすぎ。もっとも顕著なのが、武田梨奈さん演じる映画版オリジナルキャラのリルだと思う。渡部秀さん演じるフクシとカップルで何かとフクシを頼りにしているのに、終盤で装甲車を奪うと突然カンフーマスターぶりを発揮。唐突だろ! そこまでイチイチビビりあがってたのに、急にカンフー炸裂って。取ってつけた感じがハンパないですよ、マジで。

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・さすがに気の毒

もっとも不思議だったのは、エレンとミカサの再会。三浦春馬さん演じるエレンは、水原希子さん演じるミカサに思いを寄せていた。それが2年前の巨人の侵攻により、ミカサを失うことになるんだけど、まあ最初の段階で生きてるだろうことは容易に想像がつく。

そこは良しとして、なぜ再会したミカサはエレンに対して良からぬ気持ちを持っているのか? だって、自分が傷を負ったこととかエレンのせいじゃなくねえ? なんでエレンに非があるみたいになっちゃうの? さすがの超小型巨人でも気の毒に思うよ。

ここまでいろいろ言ってきた訳だけど、まだ作品は終わってない。これから放映される後編で、ウルトラC級につじつまが合っちゃったりするのかな? まあ観てみないとわかんないので、オイラとりあえず観に行くよ。そんな訳で、劇場で超小型巨人を見かけたら声かけてね。そんじゃまた! バイビー!

執筆:超小型巨人
Photo:Rocketnews24
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▼オイッス! 超小型巨人だぞ
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▼これから実写版進撃の巨人を観に行っちゃうよ!
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▼地下鉄は緊張するなあ
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▼放映時間に間に合わへんかったら、どないしょ
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▼ワクワクするぞ
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▼渋谷はやっぱいつでも人が多いなあ
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▼ヤニ入れとくか
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▼映画といえばポップコーンっしょ
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▼コーラうめえ
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▼ポップコーンもうめえ。たまりませんなあ。お! 映画始まった!!
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▼放映終了……
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▼(言葉がでない)
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