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世の中には、「こんなことで人生を棒に振るなんて……」と思ってしまうような罪で捕まり、前科者になってしまったばかりに、今まで築いた地位を無くしてしまう人もいる。

まさに、そんなトホホ……な理由で逮捕され、拘置所にブチ込まれてしまった男が登場。なんと彼は、おばあちゃんに電話するために高校に押し入り、お縄を頂戴してしまったというのだ!

・おばあちゃんに電話したくて高校に押し入った男

事件が起こったのは、米フロリダ州のポート・セントルイスに所在するトレジャーコースト高校。19歳のアーロン・D・リチャードソンという青年が、学校が閉まった夜間に、高校のフェンスを乗り越えて敷地内に侵入。同校の卒業生である彼は、おばあちゃんに電話をするために、公衆電話を探して高校に押し入ったというのである!

・連絡がつかずにキレる → コンピューターを破壊!!

ところが公衆電話が見つからなかったため、男は売店に設置してあるコンピューターを使い、Facebookで祖母にコンタクトを取ろうと試みた。しかし、それでもおばあちゃんと連絡がつかなかったため、怒りのあまりコンピューターを拳でパンチして破壊!

さらに、売店で6ドル(約710円)相当のお菓子を盗んで逃走。その一部始終は全て監視カメラに収められていたため、翌日に学校事務局が警察に通報した後に、リチャードソンは逮捕された。

・すでに別の事件で拘置所に収容されていた!

だが逮捕と言っても、リチャードソンは同じ夜に起こした別の事件で拘置所にすでに収容されていたため、彼を見つけるのはたやすかったという。さらにトホホ……感が増してしまった感がある男は、高校への不法侵入罪とお菓子を盗んだ軽窃盗罪、強盗罪で起訴され、保釈金は1万9875ドル(約236万円)に設定されたとのこと。

なお、彼がおばあちゃんと連絡が取れたかどうかは、明らかになっていないそうだ。

わざわざ高校に押し入らなくても、公衆電話ならどこで見つかりそうなものだ。前途有望なはずの19歳という年齢で、次から次へと防げたであろう罪で逮捕されてしまうのは、なんとも残念な話である。

参照元:YouTubeWPTVcbs12(英語)
執筆:Nekolas

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