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“長女あるある” といえば、「しっかりしている」とか「世話好き」とか色々あるが、どれも性格に関するものばかりだ。しかし、そんな “長女あるある” に新たな項目が追加されようとしている。

ニュージーランドの研究者によると、なんと長女は次女に比べて肥満になるリスクが高いらしい! な、なんだってー!? 一体どういうことなんだ?

・肥満になる確率が40パーセント増

調査を行ったのは、ニュージーランドのオークランド大学。1万3406組の長女と次女が生まれた時の体重と、大人になった時の体重を比較したところ、“長女は次女に比べて平均で1.6キロ重い” という結果になったのだ! さらに、“次女に比べて、長女が肥満になる確率は40パーセント増し” だそうだ。

・赤ちゃんの時は長女の方が軽い

同研究によると、長女の赤ん坊の時の体重は、次女に比べ軽いことが多い。これは最初の妊娠では、胎児に栄養を送る血管が、2度目以降の妊娠時に比べて細いことが関係しているようだ。

研究者のひとりでもあるカットフィールド博士は、“長女が肥満になりやすいのは、胎児の時に与えられた栄養が少ないことの反動なのではないか” と考えている。お腹を空かせた胎児の時の記憶のせいで、ムシャムシャムシャ……というわけだ。

・長女が次女の食べ物を奪うから?

今回の研究結果に対して、豪メルボルン大学のサックス博士は「家庭で長女と次女が食べ物の取り合いをした結果かも? 長女の方がもっとお金がかけられるから? よくわからんけど、環境の違いを調べるのもいいかもね」と、なんだか軽いコメントを残した。

対して、オークランド大学のカットフィールド博士は「3万人のサンプルを無作為に選んだんだから、そういう環境の違いは相殺されてるはず」としている。

・原因は不明

今回の研究では長女が肥満になりやすいということが証明されたのだが、それが何に起因しているのかまでは証明することはできなかった。上記の博士たちが述べている原因も、あくまで予想でしかない。ただし、 “長女あるある” に「太りやすい」が追加されたことは間違いないだろう。

参照元:New Scientistjournal of Epidemiology & Community Health(英語)
執筆:ゴールド土方
イラスト:稲葉翔子