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日本には、伝統文化から最新の “クールジャパン” まで、「みんな、これ見てスゴいよ!」と誇れるモノがたくさんある。しかしその一方で、中には人道的・社会的に物議を醸す “日本ならではのモノ” もあるようだ。

その一つが……女子高生と色々なことができる通称『JKビジネス』だ。JKとは、女子高生の略。皆さんご存知の通り、日本では “女子高生” が大人気。「JKお散歩」や「JKリフレ」など、女子高生を売りにしたサービス業が乱立しているが……これって海外から見たらどうなんだろう? ということで今回は、『JKビジネス』の闇に迫った海外ドキュメンタリー番組をご紹介したい。

・『日本で売り物にされる少女たち』

世界のあらゆる現場を取材する「Vice News」。今回彼らが発表したのは、動画『Schoolgirls for Sale in Japan』(日本で売り物にされる女子高生たち)とちょっとショッキングなタイトルのドキュメンタリー作品だ。売春や犯罪の温床になると問題視されている、日本の「JKビジネス」にカメラを向けたのである。

・アキバには “女子高生” がいっぱい

まずサイモン・オストロフスキー記者が向かったのは、秋葉原。オタクやメイド喫茶などのイメージが強い “アキバ” だが、JKビジネスも盛んなようだ。サイモン記者がアキバの通りを歩いていくと、“女子高生” らしき少女たちの姿がアチラコチラで見かけられる。

JKビジネスの看板もたくさん出ており、お散歩からリフレクソロジー(マッサージ)、占い、カフェなど何でもござれだ。

・少女たちとの “ひと時” を買う男性たち

アキバの雰囲気を肌で感じながら、女子高生たちが歌や踊りを披露するライブ会場を訪れた記者。会場では、少女たちのパフォーマンスや有料握手会に熱狂する男性客を目の当たりにして、「大人の男性が少女たちにここまで熱中しているなんて」と驚きを隠せない様子だ。

他にも女子高生と占いやおしゃべりができる、“JK占い” を体験してみたサイモン記者だったが「落ち着かない」という理由で10分でギブアップ。改めて大人の男性が、未成年の少女たちとの “ひと時” を買う不自然さを痛感したという。

・なぜ少女たちは JKビジネスで働くのか?

建前は “お散歩” や “占い” など無害なサービスであっても、裏では少女たちに良からぬことを働く客も多いという JKビジネス。なぜ少女たちは、そこで働こうとするのだろうか? もちろん貧困、好奇心、お小遣い稼ぎと理由は色々あるだろうが、どうやら少女たちの抱える事情はもっと暗そうだ。

その背景について、女子高生サポートセンター『一般社団法人Colabo』の仁藤夢乃さんは、JKビジネスで働くのは「家庭での問題だったり、学校での孤立を抱えている少女がほとんど」だと説明している。

日本の犯罪に詳しいジャーナリスト・アデレステインさんも「日本でロリータ文化が流行る理由の1つに、女性の置かれた境遇の悪さが挙げられます」と述べ、「日本は性差別の激しい社会です。ここの女性にはなりたくない」と断言しているのだった。

・海外ネットの声「日本の一番変な部分を見た」

さて動画を見た海外のネット住民たちも、やはり変に感じた人は多かったようだ。一部のコメントを見てみよう。

「日本の一番変な部分を見た」
「日本では若いだけで価値があるからね」
「氷山の一角だと思う」
「こんなことが許されている日本なのに、なんでAVにモザイクをかけてるんだ!」
「カオスだね」
「日本は “一歩先” に進んでるね」
「子供の性的搾取は、世界中で広がっているようだ」

この動画は、約18分とちょっと長め。全ての内容をここで紹介するのは難しいが、動画は日本語部分も多く、内容を理解するのは難しくないはず。なにより JKビジネスの雰囲気がとてもよく分かるので、ぜひともご覧頂きたい。

参照元:YouTubeMail Online(英語)一般社団法人Colabo
執筆:小千谷サチ

▼日本語字幕を付けたいときは、YouTube画面右下の “歯車” にて、字幕をスペイン語にして、それを日本語訳モードに設定するといいぞ! ちょっと変な訳になっちゃうけど……