なぜか学校にパンツ一丁で登校してしまったり、電車内でふとパンツ一丁であることに気付いてパニックになったり、デートにズボンを履き忘れていったり……俺なにやってんだ!? あっ夢か!! 夢か……なんでこんな夢を見なきゃいけないんだよ……なんて経験はないだろうか? 私には、ある!

悪夢にうなされることは決して楽しいことではない。汗でビッショり濡れたTシャツ、起きた後も残る疲労感……まさに百害あって一利なし!! と言いたいところだが、どうもそうでもないらしい。動画「The Good Side Of Bad Dreams」によると、悪夢には意外なメリットがあるらしいぞ!

・悪夢の隠されたメリットとは

動画によれば、現実生活で人間が抱えている不安は、寝ている間も精神に負担をかけ続けるそうだ。そこで精神が疲弊してしまわないように、無意識のうちに脳が抽象的な恐れを「悪夢という物語」へ変換していく。そして悪夢から覚めると、それが記憶として整理される。

この記憶に変換されるというのがポイントだそう。なぜなら人の精神は抽象的な恐れよりも、具体的な記憶の方が簡単に対処することができるからだ。記憶にしてしまえば、過去のものとして割り切ることができる。いうなれば悪夢は抽象的な不安や恐れを精神に負担をかけにくい “物語” に変換していく装置のようなものなのだ。

・睡眠はしっかり取ろう

ちなみに本当に怖いのは悪夢をみることを恐るあまりに、睡眠不足になってしまうことだそうだ。なぜなら睡眠不足が続くと精神疾患にかかってしまう恐れがあるからだ。

余談になるが、どんな悪夢を見るかは、その人がどのような不安を抱えているかに関連しているそうだ。例えば何かに追いかけられる悪夢は “向き合いたくない問題” を象徴している。そして人前でパンツ一丁になる夢はというと、”他人の評価に対する恐怖” の象徴だという。……そう……べつに露出願望の現れとかでは決してないのだ。以上!!

参照:YouTubeLISTVERSE(英語)
執筆:ゴールド土方
Photo:RocketNews24.

▼英語の説明だけど、「悪夢には意外なメリットがある」とのこと!