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最近、映画やドラマ、舞台にアニメや漫画原作の作品が増えてはいないだろうか? しかし、そのクオリティは千差万別。原作に思い入れがあるだけに、実写化にガッカリした……という経験がある人もいるかもしれない。

ガッカリした経験を持つのは日本のファンだけではないらしい。台湾サイトが「原作は神作だったのに実写化して超ガッカリした日本の漫画」をピックアップしているぞ! 果たして、どの作品が選ばれてしまったのだろうか。

・台湾サイトに掲載「実写化して超ガッカリした日本の漫画3選」

【黒執事】映画:2014年
原作版は執事セバスチャンの主人が男の子なのに対し、映画では剛力彩芽さん演じる男装した女の子。「この時点で悲劇は始まっていた……」らしい。また、セバスチャンの髪型が原作と異なること、重要なキャラが出てこないなど、細かな点も積もって、原作ファンにとってガッカリ判定になったとのことだ。

【地獄先生ぬ〜べ〜】ドラマ:2014年

幼い頃読んだときは、作品に登場する妖怪や悪霊が怖かったけれど、ドラマ版なら安心。「だってこれ、お笑い番組だもの!(笑)」だそうだ。

【ドラゴンボール・エボリューション】映画:2009年

キャラもロジックも意味不明。誰もが認める史上最強のガッカリ映画らしい。

──以上である!

何という辛辣な意見であろうか! 手厳しい!! いくら何でも、そこまで言わなくたって……と少し思ってしまうが、このキッツイ評価も原作への深い愛のためなのかもしれない。そう考えると非常に複雑な気分である。

・「実写版も神作だった漫画」は?

ちなみに、台湾サイトの記事には「実写版も神作だった漫画」も紹介されている。それは『寄生獣(映画:2014年、2015年)』、『デスノート(映画:2006年)』、『るろうに剣心(映画:2012年、2014年)』の3作品だ。

この「実写版も神作3選」については、約2時間という時間に収めるため、多少の改変や端折りがあることに言及しつつも、それを補ってあまりある脚本、アクション、そして役者のパワーがあると大絶賛しているぞ。

現在、放送中のドラマ版『デスノート』『ど根性ガエル』、また、『進撃の巨人』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などなど、今後も漫画やアニメの実写化が目白押しだ。果たして、日本の、そして世界のアニメ漫画ファンを納得させることはできるのだろうか? 期待して待ちたい!!

参照元:ET Today(中国語)
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.