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美人コンテストなどの、何かポジティブな素質を競うコンテストは数多くあるが、反対に、ネガティブな素質を競うコンテストはほとんどない。人間の ‟世界一醜い” を決めるコンテストがあったら物議を醸しそうなのに、なぜか最もブサイクなワンコを選ぶコンテストが存在するのだ。

そんな「世界一醜い犬」を選ぶコンテストが2015年も開催され、今回は雑種のワンちゃんが選ばれた。しかし、ディズニー映画の主人公の名を付けられたワンコが、醜いどころかメチャクチャ愛らしいのである!!

・脊椎の一部が欠如して胴体が非常に短いワンコ

米カリフォルニア州ペタルーマで、2015年度の ‟世界一醜い犬コンテスト” が開催され、最も醜い犬が選出された。そして、栄光の座に輝いたのは、オランダの牧羊犬ダッチ・シェパードと闘犬ピッドブルの雑種で、10歳のカジモドという名のワンちゃんだ。

先天性脊椎欠損症という疾患を持って生まれたカジモドは、脊椎の一部が欠如しているため、胴体がとても短い。ワンコの名前の由来は、ディズニーアニメ映画『ノートルダムの鐘』の主人公カジモドで、彼は背中が曲がった醜い容姿で生まれながらも、優しい心を持った人物として描かれている。

・人懐っこい性格で親善大使としても活躍!

コンテストに出場した25匹の犬から優勝を勝ち取ったカジモドには、トロフィーと賞金1500ドル(約18万5000円)が贈られた。

他の犬とはちょっと違う体型をしたカジモドだが、明るく人懐っこい性格で、親善大使としても活躍しているとのこと。「自分の容姿を受け入れ、他とは違う見た目の人に優しくしよう」との教えを広める活動に、一役買っているのだ。

・ネットユーザーの声は!?

明らかに、カジモドは ‟醜い” というより ‟ユニークで愛らしい” といった言葉の方がピッタリくると思うのだが、ネットユーザーからはどんな声が挙がっているのだろうか!? いくつかコメントをピックアップしてみた。

「カジモドは全然醜くないと思う。写真を見ていたら抱きしめたくなっちゃったわ」
「コンテスト名を ‟醜い” じゃなくて ‟ユニーク” に変更すべきじゃないか?」
「美しいとか醜いとかって、見る人次第だからな」
「人間にはこんなコンテストはしないだろ!?」
「見た目が美しいからって、いい犬だとは限らないわ」

と、コンテストの主旨自体に疑問を投げかける意見が多く見受けられた。

最初はビジュアルに心ひかれても、美はただの皮一枚にすぎない。動物でも人間でも外見に惑わされることなく、その下に潜む素晴らしい資質や性格に注目すべきではないだろうか。

参照元:Facebook @Quasi ModoMashableThe Telegraph(英語)
執筆:Nekolas

▼お花の前でポーズをとるカジモド。かわいい!!

▼先天性脊椎欠損症で胴が短いカジモド

▼テレビにも出演しちゃったぞ!

▼こちらはコンテストの様子だ