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ジメジメとした梅雨が明ければ、夏はすぐそこ! 夏といえば、ホラー映画に怪談、お化け屋敷、肝試しとなにかと “怖いもの” が人気だ。きっと怖い話を、ゾワゾワと楽しむ人が多いのだろう。

その一方で、 怖い話が苦手な人だって世の中には存在する。かくいう私(筆者)もその一人。ということで今回は、ホラー映画なんて見ていられない「恐がりな人あるある」48連発をお届けするぞ!

その1:子供の頃から『世にも奇妙な物語』が怖かった。
その2:あの主題歌が流れてくるだけで耳を塞ぐほど怖かった。
その3:再放送で、午後4時とか夕方にやっているとより怖い。
その4:今でも心安らかに見られる自信がない。
その5:なので『呪怨』や『女優霊』などガチなホラー映画は本気で無理。
その6:作品名を口に出すのも嫌。
その7:レンタルビデオ屋では「ホラー映画」の棚には近づかないようにする。
その8:棚の前を通らなければならないときは、息を止めて足早に通り過ぎる。
その9:「ホラー映画」の棚って、全体的に黒すぎ!
その10:怖い本や怖いビデオは触るのも嫌。
その11:『呪怨』や『リング』など人気ホラー映画のCMは、いつ目にするか予期出来ないのでテロ。
その12:どんなに避けようが、有名なホラー作品の内容は嫌でも耳に入ってくるので涙目。
その13:一軒家に1人だけでいると『呪怨』を思い出して怖くなる。
その14:『呪怨』の「ア゛〜〜〜〜」という声は真似したくなるが、絶対に真似しない。
その15:遠くから聞こえてきたバイクのエンジン音が、『呪怨』の「ア゛〜〜〜〜」という声に聞こえて体が硬直したことがある。
その16:テレビ放送されていた映画『リング』を、家族がビデオテープに録画しようとしていたので泣いて阻止。
その17:海外のホラー作品よりも、日本のホラー作品のほうがより怖く感じられる。
その18:なぜならより身近だから。
その19:それでも海外ホラーだって怖いことには変わりない。
その20:映画『シャイニング』はパッケージだけでビビった。
その21:よって、いかに名作と名高くても見る気にはなれない。
その22:映画『スクリーム』に出てくる “死神みたいなお化け” も見たときには、血の気が引いたほど怖かった。
その23:映画『グレムリン』、『ゴースト・バスターズ』なんかですら、ちょっと怖かった。
その24:正直言って、マンガ『地獄先生ぬ〜べ〜』も怖い。
その25:大人になった今でもトイレに入ると自動的に、“花子さん” を思い出してしまう。
その26:「赤い手が便器から出てくるんじゃないか……」と用を足しながら想像する。
その27:“赤い” という言葉につられて、“赤いちゃんちゃんこ” なんて怖い話も思い出してさらに怖くなる。
その28:子供向け番組「ポンキッキーズ」でやっていた「花子さん」のアニメもちょっと怖かった。
その29:昔はテケテケも人面犬も怖かった。
その30:口裂け女なんて今でも怖い。
その31:子供の頃、夜の学校の前を通るときは息を止めていた。
その32:夜になると「今頃、人体模型像は学校で動いているのかな……」なんて想像しては怖がっていた。
その33:公衆トイレに入ると、「何かがのぞいているのではないか」と、つい天上と扉の隙間に目がいってしまう。
その34:夜寝るときも、電気かラジオは付けっぱなし。
その35:でもテレビは付けっぱなしにしない。
その36:なぜならテレビ画面が、突如変な映像になって、画面から何かが出てきそうで怖いから。
その37:ペットの猫や犬が一緒にいれば、1人だけでも平気。
その38:稲川淳二さんの話を聞いてみたいと思っても、彼が話し始めたらテレビのチャンネルを変える。
その39:ホラー作品のタイトルなんかでよく使われる、 “オドロオドロしい” 文字が嫌い。
その40:お化け屋敷に入っても、始終目をつぶって、同行者に手を引かれて進むだけだからツマラナイ。
その41:人が追いかけてくるお化け屋敷では、怖すぎて “お化け” を殴ってしまったことがある。
その42:ディズニーランドの『ホーンテッドマンション』も気を許せば、怖がれる自信がある。
その43:夜に洗面台の鏡を見ていると、背後に何かうつっていそうで不意に怖くなることがある。
その44:「気にしすぎない」と自分に言い聞かせるけど、一刻も早くそこを離れたくなる。
その45:結局、手を洗うのも歯を磨くのもソコソコに逃げるように鏡の前から離れる。
その46:ちょっとした出来心で怖い話を読んで、後に激しく後悔する。
その47:子供の頃に読んだ怖い話なのに、今でも思い出して眠れなくなったりする。
その48:そういうときは、おばあちゃんが言っていた「一番怖いのはお化けじゃなくて人間だ」という言葉を思い出して心を静める。

執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.