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世界中で、3億人のアクティブユーザーを誇る画像共有アプリ「Instagram」。以前に、他人の Instagram 写真を自分の作品として販売したアーティストが物議を醸したとのニュースをお伝えした。

そんななか、オシャレに写真を加工できる同アプリを作品の発想元とするだけでなく、アートギャラリーやコレクターが、 Instagram で芸術作品を探して売買する時代が到来しているというのだ。

・芸術作品をInstagramで探して売買する時代に!

2010年にスタートした Instagram は、撮影した写真をセンス良く加工して、自分の個性を発揮できる SNS として大人気。そんな、世界におけるアクティブユーザーが3億人を超える SNS に目を付けたのが、アート業界である。

現在、Facebook と並び Instagram は、アート業界で最も重要なSNSと見なされている。イギリスの美術品保険会社「Hiscox」の統計によると、519人のうち7割近くが、3年以内に Instagram で芸術作品を見つけて購入したと回答。

・ Instagram で気に入った絵画を購入したコレクター

例を挙げると、デンマークのコペンハーゲンに住むアートコレクター、ピーター・イブセンさんが、ベルギーのブリュッセルで開催されたアート・フェアに向っていた時のこと。

そのフェアに出品されていたアーティスト、バプティスト・カッシアの作品を Instagram で見たピーターさんが、フィードに「とてもいいね」とコメント。すると、10分後に彼の作品を展示しているギャラリーから電話があり、30分後にはその絵画を購入。この3年間でピーターさんは、同 SNS で見つけた15点の芸術作品を購入したそうだ。

・アートイベントでも Instagram が大活躍!

そして、2015年5月上旬に開催された第11回「Gallery Weekend Berlin:ギャラリー・ウィークエンド・ベルリン」でも、Instagram が大活躍!! アートコレクターが他のコレクターを SNS でフォローし、業界の最新トレンドを追ったり人気作品をチェックしていたとのこと。

もちろんスマホの小さい画面でチェックするので、50万ユーロ(約7000万円)を超えるような高額アートは簡単に売買されない。だが、新進アーティストによる価格が低めの作品には、Instagram は適していると専門家が語っている。

若手アーティストがギャラリーを借りて個展を開くとなると、大掛かりなうえ費用もかかる。しかし、オンラインギャラリーや Instagram を使えば、世界中に自分の作品を知ってもらえるので、大きなチャンスとなることは間違いないだろう。

参照元:YouTubeMashableBloomberg Business(英語)
執筆:Nekolas

▼Instagramで、芸術作品を売買する時代が到来したことを伝えるニュース動画はこちら