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関東地方も梅雨入りし、いよいよ全国的にジメジメと汗ばむ季節になってきた。真夏のカンカン照りもきついけど、この時期も食欲が落ちるタイミングである。そんなとき食卓で大活躍するのが……そう、冷やし麺さ!

そうめん・そば・うどん・冷やし中華……と、清涼感あふれるビジュアルは、それだけで食欲をそそるもの。もちろんこの時期大手メーカーも、続々と新商品をリリースしている。そんな中、2015年6月に発売開始したのが、あのベストセラーラーメン「サッポロ一番塩ラーメン」の冷やし版、その名も『サッポロ一番冷やしぶっかけ塩らーめん』DA!

・2015年6月発売の新商品

先述したとおり、『サッポロ一番冷やしぶっかけ塩らーめん』は2015年6月に発売したばかりの新商品である。同社の看板メニューである「サッポロ一番塩ラーメン」の冠を付けるということは、かなり気合いが入っているに違いなく、それはホームページ上からも強く伝わってくる。

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「めんは、厳選された小麦粉を使用した、しなやかで歯ごたえのあるめんです。茹でた後に冷水でしめることにより、プリプリとした冷たいめんが楽しめます

スープは、チキンとポークのうまみに香味野菜の風味をきかせた、いつもの味わい “サッポロ一番 塩らーめん” をベースに青しそを加え、さっぱりとした夏に食べたくなる冷やしラーメンスープに仕上げました。冷やし専用に開発した夏を楽しめる “塩らーめん”です」

(上記引用)

・生麺タイプではなく「フライ麺」で勝負

注目すべきは二点ある。まずは「スープはサッポロ一番塩ラーメン+青じそ」ということ。2つ目は最近はやりの、いわゆる “生麺タイプ” ではないということ。同社は『頂(いただき)』ブランドも展開しているから、生麺タイプのノウハウがあるにもかかわらず「サッポロ一番塩ラーメン」と同じフライ麺で勝負するらしい……。果たしてこの決断は吉と出るのか凶と出るのか?

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筆者は近所のスーパーで、5食入りタイプを376円(税込)で購入した。1食あたりは70円ちょいと、インスタントラーメンらしい手頃な価格である。作り方はインスタント系の冷やし中華とさほど変わらず、麺を氷でしめることがオススメとのことだ。

・食べてみると……

さっそく食べてみると、スープはかなり「サッポロ一番塩ラーメン」の再現度が高い! 鮮やかな緑色も一口目の口当たりも、まさに「サッポロ一番塩ラーメン」である。後味の青しその風味が口の中をサッパリとさせ、まさにこれからの季節にピッタリのスープといえよう。

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麺も麺で「サッポロ一番塩ラーメン」の再現度は高いしウマい。高いしウマいのだが……! いくら氷でしめたところでフライ麺の限界があり、生麺タイプには及ばない印象を受けた。もちろんウマい。全然悪くない。が! スープがハイクオリティなだけに「生麺タイプで食べてみたいなぁ」というのが正直な感想である。

『サッポロ一番冷やしぶっかけ塩らーめん』の名に偽りなしの完成度であり、コスパは高いと言える。もちろん、いつも「サッポロ一番塩ラーメン」を食べている人には馴染みやすい味といえるだろう。ただ、どうしても生麺タイプも食べてみたい……! なんとかサッポロ一番さん、お願いします!!

参照元:サッポロ一番「冷やしぶっかけ塩らーめん 青しそ仕上げ」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼筆者は5食入りタイプを376円(税込)で購入した。
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▼中身。フライ麺タイプである……。
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▼作り方は、冷やし中華とさほど変わらない。
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▼スープは見た目もあの「サッポロ一番塩ラーメン」や!
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▼涼しげ~。
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▼具をのせて完成!
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▼ウマいにはウマいが、生麺タイプで食べてみたい!
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▼とはいえ、「サッポロ一番塩ラーメン」ファンは必食だぞ!
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