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1985年にファミコン版で発売された『ボコスカウォーズ』。なんとこの度、約30年ぶりに最新作『ボコスカウォーズ 2』が Play Station4 から発売されるというのだ! 1作目と2作目の間が30年も空くだなんて、なんとも珍しいシリーズだが、このニュースに反応を見せたのが海外のゲーマーたち。

「日本で『ボコスカウォーズ 2』がリリースされるらしいぜ……!?」とザワメキ、「あのクソゲーが!?」「俺の好きなゲームや!」と驚きや喜びの声があがり、そして「え? 暴走族のゲーム?」とタイトルを読み間違えたりと様々な反応が起こっているのだ。

・元祖! 戦略シミュレーションゲーム

1985年12月14日にファミコン版で発売された『ボコスカウォーズ』は、“主人公のスレン王が手下を率いて城を取り戻す” というストーリーのシミュレーションRPG。

倒されるとゲームオーバーになるリーダーの存在、キャラクター間の強弱関係、強力なキャラクターへの昇格などが盛り込まれたこの作品は、任天堂のホームページでは「シミュレーションRPG の先駆け作品」として紹介されている。

・海外でも驚きの声「なぜ今?」「なぜあのゲームを?」

しかもオリジナル版は1983年に開発されていることから、すでに30年以上も昔のゲーム。なぜこのタイミングで2作目なのか、理由は明らかになっていないが、海外のサイトでも「なぜ今さら?」「待ちきれん!」など少しだけ話題になっているようだ。コメントをいくつかピックアップしてみたぞ!

「30年ぶりに2作目が発売されるなんてスゲーな!」
「クソゲー好きには夢のある話だ」
「1作目をプレイしたが、なぜ2作目が作られるのか正直分からん」
「2才のときから好きなゲームだ! 待ちきれん!!」
「どのようは背景から、こんな流れになったんだ?」
「あんな古いゲームの2作目を、今の技術でどうやって作るんだろう?」
「もっと早くに作られるべきだったよ! いいゲームなんだぜ!」
「たしか史上最低のクソゲーだったはずだが……」

・「Bokosuka」を「Bousozoku」と読み間違えた人も

そしてチョット面白いのが、海外ゲーマーの中には『ボコスカ・ウォーズ(Bokosuka Wars)』を『ボウソウゾク・ウォーズ(Bousozoku Wars)』と読み間違え、「暴走族ゲームだなんて超面白そうじゃん!」と早とちりした人が見受けられたことだ。

「一瞬 “ボウソウゾク・ウォーズ”(暴走族の戦争)っていう、超面白ゲームかと思っちまったじゃねーか」
「僕も『グランド・セフト・オート』みたいな犯罪ゲームかと思ったよ……」
「俺たちには “番長” ゲームが必要なんだ!」
「激しいレースゲームかと思って期待したのに……」

──ちなみに、まさに彼らの言う「 “番長” ゲーム」なうえに「ボウソウゾク・ウォーズ(暴走族の戦争)」なゲームとしては、1991年に発売されたファミコン用ソフト『つっぱりウォーズ』がマニアの間では有名だ。日本のツッパリ(不良)の “シマ争い” を題材にしたゲームなので、残念ながら日本語版しか発売されていない。あぁ、彼らに教えてあげたい、『つっぱりウォーズ』を……。

それはさておき、海外からもアツく注目されている『ボコスカウォーズ2』。 2015年7月11日、12日に京都で開催されるインディーゲーム開発者の祭典「BitSummit」で、公開されるというウワサもあるので興味のある人は要チェックだ!

参照元:NeoGAFGEMATSU(英語)任天堂Game parkYouTube
執筆:小千谷サチ

▼こちらが『ボコスカウォーズ』

▼こっちは『つっぱりウォーズ』

▼こっちは関係ないけど『ファミコンウォーズ』で

▼なつかCMで

▼これが『ぺんぎんくんWARS(ぺんぎんくん ウォーズ)』だ