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みんな知ってるあたりまえ知識。でも100人いたら1人くらいは知らない人がいるかもしれません。今回は「Suica の残金が、自動改札通過のときに音でわかるよう設定できる」という知識です。

もちろんみなさんお持ちのSuicaに関する知識ですから、当然みなさんご存じだとは思いますが、万が一知らない人がいた場合のために おさらいしましょう。

・目視だけではなく音で確認できる

以前の記事でもご紹介しましたが、Suicaにいくらチャージするかは人によって異なるもの。ただ「残金不足で通れない」事態だけは避けたいですよね。常に残金を把握しているしっかり者ならば問題ありませんが、ついつい「チャージし忘れた!」なんて経験ありませんか?

通常であれば自動改札を通過する際、目視で残金を確認すればよいのですが、微妙なタイムラグに阻まれて「??」とイマイチ残金がわからなくなることも、たまにありますよね。そんなときに便利なのが、自動改札通過の際、音で残金を知らせてくれるシステムなのです。

・Suicaだけではない

このシステムは、Suicaだけの機能ではありません。確認したところ、Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・SUGOCA……などで利用できることがわかりました。ただし、全ICカード共通仕様ではないらしいので、お手持ちのICカードが設定可能かは、窓口まで問い合わせてみて下さいね。

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設定方法は至って簡単。駅員さんにお願いするだけ、です。所要時間も1分ほどと、かなりお手軽。設定後は自動改札を通過するとき、残金が1001円以上だと「ピピッ」と鳴り、1000円以下だと「ピピピッ」と鳴るようになります。これなら残金を見逃すこともありません。

・定期券でも応用可能

また、この設定は定期券でも応用は可能です。設定後、定期券の有効期限が15日以上なら「ピッ」と鳴り、14日以内だと「ピピッ」と鳴るようになるのです。定期券の買い忘れは痛い出費になりますから、これはありがたいシステムと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか? これで「自動改札を残金不足で通過できない」なんて赤っ恥をかく機会はグッと減るハズです。わずか1分ほどで設定してもらえますから「ついついチャージを忘れちゃう」という忘れん坊さんは、ぜひ設定してみて下さいね。

参考リンク:JR東日本「改札機通過時の音声案内」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼Suicaはもちろん……
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▼その他にも設定可能なICカードがありますから、ぜひみなさん試してみて下さいね。
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