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面倒くさいけど、する必要がある家事のひとつに洗濯がある。そして、絶対にしなければならないわけではないけれど、した方がいいことのひとつがエクササイズである。

それなら、「その2つを無理やり合体させたら一石二鳥ではないか!」との発想から生まれたのが、バイク洗濯機なるエアロバイクだ。過去にバイク洗濯機のコンセプトが話題となったことがあったが、現在、あるデザインチームが実用化に向けて試作品を製作中なのだという。

コンセプトの段階から、実用化へ向けて進化を遂げているバイク洗濯機が注目を浴びているので、運動しながら洗濯して、同時に省エネと減量が実現できてしまうマシーンについて、再び取り上げてみたいと思う。

・運動しながら洗濯できちゃうエアロバイク

運動しながら洗濯もできてしまうエアロバイクの試作品を製作しているのは、中国の大連民族大学のデザインチームだ。ドラム式洗濯機になっている前輪部分に洗濯物を投入し、ペダルを漕げばドラムが回転して洗濯できる仕組みになっている。

試作品製作の段階で明らかになった点は、バイクに内蔵された発電機とバッテリーによって、ペダルの回転で起こる電気を蓄えられるシステムが導入されているところだ。よって、省エネになる洗濯機であることは間違いないだろう。

だが、バイクへの注水と脱水が自動なのかは公表されていないため、もしそうでなければ手動で注水と脱水作業を行わなければならないので、かなり面倒ではある。

・発展途上の地域もターゲット

だがチームは、洗濯機とエクササイズマシーンが欲しいけど両方置けるスペースがない狭いアパートに住んでいる人や、電気の供給が十分でない遠隔地に住んでいる人には便利なマシーンだと述べている。

中国では電気設備が整っていない発展途上の地域もあるため、そういった場所での使用も想定しているようだ。確かに洗濯板で衣類を1枚ずつ洗うよりは、エアロバイクを漕ぎながら洗濯したほうが効率的ではある。

・ランニングマシーンと洗濯機を一緒にしたアイディアも

実は、エクササイズマシーンと洗濯機を合体させたアイディアはこれが初めてではない。2014年には韓国出身のデザイナーが、ランニングマシーンと洗濯機を一緒にしたマシーンのコンセプトを発表しているのだ。

巨大なハムスターの回し車のようなマシーンの車輪部分に、ドラム式洗濯機が搭載されているという突飛なアイディアが、国際デザインコンペのエレクトロラックス・デザイン・ラボで話題となったそうだ。

バイク洗濯機が実用化された場合、いくらで販売されるのか気になるところだ。コストを低く抑えることができれば発展途上国だけでなく、電気の供給が断たれた被災地でも活躍しそうである。

参照元Facebook @Yanko DesignMail OnlineCycling Weekly(英語)
執筆:Nekolas

▼エアロバイクと洗濯機が合体したマシーンがこちら