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柔軟な発想というのは何かと大切。クリエイティブなお仕事だけでなく、ときにはピンチを救ってくれることだってあるからだ。今回の件なんか、まさにそう!

ある女性が子供と共に、彼氏に軟禁される事態が発生した。助けを呼ぼうにも携帯電話は取りあげられ、相手はナイフを持って脅してくる……。どうしようと困った彼女が思いついたのは、ピザ屋さんに助けを求めるアイディアだったのだ!

・3人の子供と一緒に軟禁された母親

事件が起こったのは米フロリダでのこと。シェリル・トレッドウェイさん(25)が3人の子供と共に、彼氏のイーサン・ニッカーソン容疑者(26)に軟禁された。彼女にナイフを突きつけては「言うことを聞かないと、殺すぞ」と脅すニッカーソン容疑者。

覚せい剤で意識をもうろうとさせた彼は、トレッドウェイさんがその場を離れることも、電話を使うことも許そうとしない……。

・「ピザを注文したい」と持ちかけてみたところ……

そこでトレッドウェイさんは、「ピザを注文したい」とニッカーソン容疑者に切り出したのだ。彼女のスマートフォンに入っているアプリを使えば、簡単に注文することができると説得したのである。ニッカーソン容疑者も、電話をかけないなら助けを呼べないと思ったのかもしれないが、とんだお門違い。

トレッドウェイさんは、ペペローニ1枚を注文すると共に、備考欄に「助けて。911に通報して。人質にされています」と SOS メッセージをを打ち込み、ピザ屋に送信したのだった。ちなみに米国での 911 は緊急通報用の番号だ。

・ピザ屋の店員もお見事!

そしてこの “注文” を受け取ったピザハット。「助けて」という文字を見て、すぐに警察署に連絡したというのだから、こちらも飲み込みが早い。その店のマネージャーは「この道28年だけれど、このようなメッセージを受け取ったのは初めてだった」と語っている。

通報を受けた警察が現場に向かったところ、トレッドウェイさんは赤ん坊を抱いて何とか外に逃げ出したところだったという。しかし子供2人は中に残されたまま。当初、家の中に立てこもっていたニッカーソン容疑者だったが、警察の説得に応じて子供たちを解放。自分も、外に出てきたのだった。

以前も、ピザを注文するふりをして助けを求めた事件が話題になった。助けを求める方も、助ける方も、機転を利かせることは大切なようだ。もしかしたら、明日にでもこんな SOS メッセージを受け取るかもしれないぞ……。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo: RocketNews24.

▼実際にピザハットに送られたメッセージがこちら! 下の方には「人質にされています」との文も