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スアレスが人を泣かせた──そう聞くと、多くの人は「また何かやらかしたのか!」と思うに違いない。「今度は誰に噛みついたんだ? それともまた股間でも蹴り上げたのか?」と。そう思わせるだけの “前科” が、このウルグアイ出身の点取り屋にはある。

しかし……そうではない。現在、スアレスはピッチ外の感動的な行動により、それを目撃した少なからぬ人々を泣かせているようなのだ。何をしたのかは、YouTube で公開されている動画「Luis Suarez Surprises A Young Uruguayan Cancer Patient With Video Call」を見れば一発で分かる。そこにいるのは、悪童でも問題児でもない。笑顔が眩しいナイスガイだ。

・サプライズで登場するスアレス

動画を再生すると、白いパーカーを着た1人の少年を確認できるだろう。彼は2年前にガンと診断されたマテオ君。ウルグアイ在住で、FCバルセロナを愛する少年である。

その日、マテオ君は「スペイン人の医師の診察を受ける」と言われたのだとか。しばらくすると、マテオ君はパソコンの前に座って、スペイン人の “医師” とSkype で話し始める。しかし……“医師” は途中で、「私は医師ではないんだ」などと言い出すぞ。思わぬ展開に、「何だ!?」という表情を浮かべるマテオ君。

その直後、画面に出てくるのは……まさかのルイス・スアレス。スーパースターが姿を現したのだ。それからスアレスは、マテオ君に対して「君はチャンピンオンだ。本当に勇気がある」「先生の言うことを聞いて良くなったら、バルセロナのユニフォームをプレゼントすると約束するよ」と語りかける。

それにしても、何と眩しい笑顔だろうか。そこに悪童の面影は微塵もない。どこからどう見ても、優しそうで爽やかな青年である。

・ネットユーザーの声

この映像を実際に見たネットユーザーが、動画サイトのコメント欄やTwitter に書き込んだコメントを一部ピックアップすると……

「スアレスはイヤな奴だって言われるけど、最高にいい奴だ」
「彼がやらかしたことは知っているが、これは本当にいいね」
「感動した」
「美しい映像だ」
「スアレスを尊敬する」
「彼がガンに打ち勝つことを祈るよ」
「アレルギーが再発した。あまりに感動的すぎて」

……などなど、映像を見て感動したという旨の声が多く書き込まれているようだ。

とにかく、画面にスアレスが登場した時のマテオ君の表情、それから眩しいスアレスの笑顔は、是非とも自分の目で確認して欲しい。

参照元:YouTubeThe Telegraph(英語)
執筆:和才雄一郎

▼こちらがその動画。スアレスが姿を現すのは1:30頃