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忙しい朝に手軽にとれる朝食と言えばトーストだ。バターやマーガリンを塗ってもウマいし、チーズをのせて一緒に焼くのもまたウマい。「簡単・早い・ウマい」と三拍子そろった朝食界の覇者である。

ところで、みなさんはトーストを焼く際に何を使用しているだろうか。トーストだからトースター……などという、ほんの数週間前の私(筆者)のような安易な考えで毎朝パンを焼いている人は、ぜひとも「魚焼きグリル」を試していただきたい。トースターよりも10倍、いや100倍ウマいトーストが食べられるぞ!

・魚焼きグリルで焼く

焼き方は至って簡単。まず、パンを焼く前に、グリルは予熱で温めておく(約1分)。予熱が終わったら、あとはパンをグリルの網にのせて焼くだけ。目安は、強火で1分~1分20秒くらいだ。

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・必ず強火で焼く

どれくらい焼き色を付けるかは好みによるので、時間は調整していただきたいが、大事なのは強火で焼くということだ。弱火でゆっくり焼くよりも、強火で一気にやったほうが外はカリカリ、中はふんわりとしたトーストに仕上がる。

ただし、強火だとあっという間に焼き色が付き始めるので要注意だ。油断して目を離しているとすぐに真っ黒になっちゃうぞ。

・ふんわり感が違う

強火のグリルで焼いたトーストはとにかく中がふんわりしていてウマい! 外のカリカリ感はトースターでも作れるのだが、中をふんわりさせるのは難しい。それが、グリルの強い火力だと、いとも簡単にできてしまうのだ。

ちなみに、魚の臭いについてだが、グリルのお手入れをしてあればまったく心配はいらない。私もこれまでに何度も魚を焼いてきたグリルを使っているが、パンに魚臭さが付いたことは一度もないのだ。

グリルで焼くトースト、知っている人には当たり前すぎることなのだが、意外に知らない人もいるようだ。今までトースターで焼いていた方は、ぜひ一度試していただきたい。もうトースターには戻れなくなるかもしれないぞ!

執筆:むねやけサンデー
Photo: RocketNews24.