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プロ野球を楽しむ上でお得な方法のひとつにファンクラブがある。これまでロケットニュース24では、各球団のファンクラブを徹底比較。入会することで損をするのかしないのかを検証してきた。

12球団すべてを網羅したことで、今回はまとめも兼ねて「ファンクラブの入会特典がよかった球団」を勝手にランキングとしてお届けしたい。ちなみに会員プランは、おそらく多くの人が選ぶであろう「レギュラー」を選択している。

【ファンクラブの入会特典がよかった球団ランキング】

12位:中日ドラゴンズ

開幕3連敗から怒濤の連勝で上位へ浮上した中日ドラゴンズが12位。年会費が3900円と、他球団に比べて少しばかり高いこと、そして特典がタオル、パノラマ席(球場外回り)の招待券など、物足りない要素があった。

11位:読売ジャイアンツ

続いては読売ジャイアンツだが、年会費が4800円と割高。グッズはフード付きタオル、カレンダー、ストラップなどがあり、充実していたものの、ユニフォームとチケットがないのはマイナスポイントだ。

10位:阪神タイガース

球界屈指の人気を誇る阪神タイガースの年会費は3600円。入会時のグッズ特典は、メッシュユニフォームがあるものの、チケットはなし。やはり人気球団であれば、チケットをつける必要はないのだろうか。

9位:北海道日本ハムファイターズ

年会費が3300円と他球団に比べて安めだが、その分渋いところがあったのが北海道日本ハムファイターズ。グッズ特典はパーカーのみと物足りなさは否めない。ただ、ミズノ製でしっかりした素材ではあった。

8位:広島東洋カープ

黒田投手の電撃復帰で話題を集めている広島東洋カープの年会費は、3500円と平均的な金額設定。人数制限があり、激戦となるファンクラブだが、グッズ特典はメッシュジャージのみと少し寂しかった。

7位:横浜DeNAベイスターズ

年会費がもっとも安かったのが横浜DeNAベイスターズの3000円。チケットメインの構成で、グッズはなくとも納得の内容ではあった。ちなみにキッズ会員は、全試合観戦無料と絶対にオススメしたいサービスとなっている。

6位:千葉ロッテマリーンズ

そして折り返しの6位には千葉ロッテマリーンズ。年会費3600円と平均的だが、グッズはバラエティーに富んでいた。タオルセット・内野自由席券1枚・ロッテリア商品引換券3枚・クリスピークリームドーナツ引換券1枚などなど、ロッテらしい内容だ。

5位:東北楽天ゴールデンイーグルス

上位の5位になってくると、ユニフォームプレゼントは当たり前となってくる。5位の東北楽天ゴールデンイーグルスは、年会費3500円ながらユニフォームにタオル付き。チケットが一軍でないのが、唯一の残念なところだ。

4位:東京ヤクルトスワローズ

カレーライスがおいしい神宮球場を本拠地としている東京ヤクルトスワローズの年会費は3500円。内野席チケットを配布している球団が多い中、ヤクルトのみが外野自由席であった。

3位:オリックス・バファローズ

そしてチケットで変わったサービスをしていたのは、オリックス・バファローズ。ビジター応援チケットがそうで、地元に住んでいないファンにとってありがたい特典であった。ちなみにユニフォーム付きで年会費は3600円だ。

2位:福岡ソフトバンクホークス

年会費が3780円と他球団に比べて少し高いものの、その分内容が充実していたのが福岡ソフトバンクホークスだ。ユニフォームがついてくるのはもちろん、チケット1枚に加え、半額クーポンがついてきた。

1位:埼玉西武ライオンズ

年会費が5000円と一番高かった埼玉西武ライオンズだが、内容は他球団の追随を許さなかった。ユニフォームだけではなく、バッグ、さらには内野指定席のチケット2枚など、大盤振る舞い。しかも指定席というのが、ポイントが高かった。

……以上が勝手にランキング「ファンクラブの入会特典がよかった球団ランキング」だ。総合的に見ると、セ・リーグに比べ、パ・リーグの方がサービスがいい印象であった。ただ、どの球団であってもファンクラブに入って損をすることはない。よりプロ野球を楽しむなら、入会することをオススメするぞ。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼ガチでマジでいっぱい入っていた埼玉西武ライオンズ
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▼指定席は嬉しいサービスだ(しかも2枚!)
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