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日本ではインターネットを使えるのが当たり前な環境になっているが、まだまだ世界にはネット環境が普及していない地域がたくさんある。

そんな、日常的にネットにアクセスできない地域に住むと言われる10~30億もの人々のために、Facebook が立ち上がった!! インターネット接続機能を搭載した無人航空機ドローンを飛ばすことにより、遠隔地でのネット接続を可能にしてしまおうというのだ。

・Facebook が、ドローンで遠隔地にネット接続環境を提供!

2015年3月25日、米サンフランシスコで開催された Fecebook の全体開発者会議「F8」で、インターネット接続環境を提供するドローン “Aquila(アクイラ)” が披露された。ちなみに Aquila とは、ギリシャ神話に登場するユピテルの聖鳥である鷲(わし)の名が由来となっている。

・ソーラーパネル搭載で空中に長期間にわたって留まることが可能

同社の技術主任マイク・シュロファー氏の説明によると、巨大なソーラーパネルを搭載した Aquila は空中に長期間にわたって留まることが可能で、その翼長はボーイング767よりも長い。

だが翼が長くとも、軽量素材を使用しているため重量は小型自動車並みで、一見したところドローンと小型飛行機を合わせたようなビジュアルである。

・ビーム式で地上へ向けてインターネット接続を提供

Aquilaは、地上18~20キロ辺りからビーム式で地上へ向けてインターネット接続を提供し、イギリスで行ったテスト飛行は無事成功に終わったとのこと。

・ネット環境の拡大で雇用が増えて経済が活性化

ネット環境が整えば、推定で1億4000万の雇用が世界的に増え、1億6000万もの人が貧困から脱することができるという。

このほかにも Facebook は、発展途上国などにインターネット接続環境を提供する団体「Internet.org」を立ち上げ、他テクノロジー企業の協力を得てプロジェクトを進めている。すでにインドとコロンビア、アフリカの4カ国で、無料でネットが使える環境を整えるに至っているそうだ。

辺境の地や遠隔地でもインターネットが使えるようなれば、学校へ通えない子供達も教育を受けられるようになる。かつてはネットが存在していなかった時代もあったわけで、“ネットがあればより良い世界になるか?” と問われれば答えに詰まってしまう。

だが、ネットが使用できる先進国とそうでない発展途上国との溝を埋めるためには、ネットは不可欠な存在なのかもしれない。

参照元:YouTubeMashableMail OnlineThe Guardian(英語)
執筆:Nekolas

▼ドローンでネット接続環境を提供する、Facebookのプロジェクトを紹介した動画はこちら