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基本的に、車が嫌いなネコは多い。暖かいお日様が降り注ぐ中、車のフロントの上でまん丸くなって眠ったりするのはきっと好きだろうが、走ってる車は嫌い。うるさいし、速いし、大きいしで、怖いからだ。

しかしこの度、そんな “車嫌い” であるはずのネコを、フロントにくくり付けて走行している車が激写された。しかも、車内の女性は笑顔! ということで、「な〜にやってるんだ!」「クレイジーだ!!」と多くの人々が怒りをあらわにしているのである。

・走る車の上にネコ!

今回1枚のネコ写真が、ネット&メディア上をにぎわせている。しかし「かわいい!」とではなく、「えっ」と声を上げてしまうような恐ろさに人々は騒然としているのだ。写真を見ると……走る車のフロント部分に1匹のネコがくくり付けられているではないか!

ちょっと待て。これは虐待ではないのか? ネコは嫌がっているのではないのか? そして、なぜ車内の女性は笑顔なのか? と様々な疑問が一気に頭の中を駆け巡る。

・米オハイオ州で目撃された

この車は、2015年3月22日に米オハイオ州、ニュー・フィラデルフィアの路上を車で走っていたところを目撃されたもの。ポリー・ヴァンダルさんが、車をカメラで捉え、Facebook 上に公開したのだ。ヴァンダルさんは、ネコがフロント部分にいるのを見て、思わず二度見してしまったと話す。

彼女によると、ネコは車のフロントの上を不安そうに歩き回っていたということで、周囲の車の運転手もギョッとした様子でネコを見つめていたという。

・車を運転していた人物の身元は不明

写真が Facebook に掲載されてから、オハイオ警察にはネコを心配する多くの人々から連絡が寄せられたのだとか。当初は何のことだか分からなかった警察だったが、ヴァンダルさんの Facebook にアクセスして事態を把握。

現在、「動物愛護法違反」の疑いで運転手の身元の特定など、捜査を進めているということだ。残念ながらナンバープレートを覚えている目撃者がいないため、3月27日現在、自動車の特定にはいたっていない。

・「早合点はしたくない」と目撃者女性

多くのメディアがこの写真を取り上げたことで、ネット上では「動物虐待だ!」「ネコがかわいそう」と車内にいた女性を非難する声が高まっている。それと同時に「なぜ彼女が笑顔なのか?」と人々をゾッとさせてもいるようだ。

しかし二度見したという目撃者のヴァンダルさんは、「私は彼女の人生の一瞬を垣間見ただけです。その背景に何があったかは分からない」ということで、「車の運転をしていた女性を、ジャッジしたくない」「きっと何か事情があるはずだ」とも複数メディアに話しているのだった。

さて、なぜネコは車の上にいたのか? ネコは本当に怖がっていたのか? 女性はネコを “虐待” していたのか? など様々な疑問が残る今回のお話。もしかしたらタランティーノ監督の映画『デス・プルーフ in グラインドハウス』に登場する女性たちのように、ネコは無類の “車好き” だったのか……? なんにせよ、ネコの身を案じつつ、事態の解明を待ちたい。

参照元:Facebook、Twitter @MailOnlineNBC NewsMail Online(英語)
執筆:小千谷サチ

▼ヴァンダルさんの投稿写真

▼確かに運転席の女性は笑顔……?