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個人的に連絡するだけでなく、コミュニティとして友達とつながるソーシャルネットワークは、現代では欠かせないツールとなった。なかでも世界におけるユーザー数が14億人に迫る勢いを見せているFacebookは、日本でも多くの人が利用しているだろう。

そんなFacebookが、メッセンジャーアプリを使った支払い機能の提供を開始する予定だというのだ。

・メッセンジャーアプリで友人とお金のやり取りが可能に

Facebookは数カ月以内に、デスクトップパソコンとAndroidかアップルのiOSを搭載したモバイル機器を使って、メッセンジャーアプリで送金を可能にできるサービスを開始するとのこと。現時点では米国のみで提供される機能だが、ルームメイトに光熱費を支払ったり、友人と飲み代や食事代を割り勘する時に便利になりそうだ。

・基本的にはオンライン・バンキングの使用法と同じ

使い方だが、最初にユーザーはデビットカードの情報を登録し、メッセンジャーアプリを開く。次にお金を送りたい相手を選び、文字入力パッド上に表示されたドルマークをクリック。そして、送金したい額を入力して “支払い” ボタンを押すだけの簡単操作だ。

基本的にはオンライン・バンキングの使い方と変わらないが、詐欺で悪用されたり手数料を避けるために、クレジットカードはなくデビットカードのみの使用となっている。

・メッセンジャーのイメージアップを図る狙いも

2014年、Facebookはメッセンジャーの機能を別アプリ化することを決定し、ユーザーはメッセンジャーのアプリ・インストールを強制されることになった。そのせいで、ユーザーからインストールの強制に不評の声が上がっていたのだが、メッセンジャーにメールを交換する以上の機能を搭載することで、アプリのイメージアップを図る狙いもあるようだ。

・カード情報入手で広告収入向上も期待

また、カード情報を入手することでユーザーの消費傾向を把握することができれば、Facebookに掲載する広告を絞ることも可能になる。よりユーザーの購買意欲をそそる広告を載せることで、広告収入の向上も期待できると専門家は見ている。

ユーザーのなかにはSNSへのカード情報登録を懸念する人もいるかもしれない。だが、オンライン上でクレジットカードを使用する時の処理方法と同じ過程を取るため、セキュリティの心配はいらないとのこと。同機能が世界的に導入されるかどうかは、米ユーザーの反応が大きく影響しそうなので、今後の動向が気になるところだ。

参照元:Mashablethe gurdianre/code(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.