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何を食べてもハイクオリティ、安心安定のウマさを誇るファストフードと言えば『モスバーガー』である。本日2015年3月24日、そのモスバーガーで、肉を使用せず、大豆を使ってお肉の食感を表現したハンバーガー「ソイ野菜バーガー」が発売された。

世の中には、すでに大豆で作ったお肉風の惣菜が存在するが、本物の肉と比べるとどうもパチモン感が否めない。大豆はどんなに頑張っても大豆だっぺ。でも、俺たちのモスバーガーだ。モスのことは信じてみたい……! ということで、さっそく食べてみたぞ!!

・肉なし! 大豆由来のパティが入ったソイ野菜バーガー2種

3月24日から、モスバーガーで期間限定商品として登場したソイパティのハンバーガー。『ソイ野菜バーガー アボカドソース(370 円)』、『ソイ野菜バーガー オーロラソース(340 円)』の2種類だ。

モス史上初の「ソイパティ」とは、大豆由来の植物性タンパクが使われているパティ(ハンバーグ)だ。さらに、たまねぎ、セロリ、マッシュルーム、レンズ豆、ひよこ豆なども入っており、肉の食感を再現しているという。

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とりあえず見た目は完全に普通のモス野菜バーガーだ。パッと見、マジでお肉のハンバーガーと見分けがつかない。

・お肉のパティと食べ比べてみた / 信じられないけど肉よりウマイ

いやいや、でも大豆なんでしょ? 肉じゃないんでしょ? 「どうせ豆くさいんだろう」というネガティブな気持ちと「いや、でもモスだし」という期待の気持ちが入り混じる。

だが、『ソイ野菜バーガー オーロラソース』を一口食べたとたんネガティブな気持ちが吹っ飛んでしまった!! 何これ美味しいやん!? プリプリした食べ応えのある食感、そしてちっとも豆臭くない。ミートパティと比べると。やや脂が少ない気もするが、ほとんど変わりない。一瞬、間違って肉のパティを食べてしまったのではないかと思ってしまったくらいだ。

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比較のためミートパティが使われた『モス野菜バーガー オーロラソース(340円)』と食べ比べてみたところ、ソイ野菜バーガーの方が美味しいと感じた。

もちろんミートパティのモス野菜バーガーだって美味しいのだが、ちょっと時間が経つと肉汁を浴びた野菜はみずみずしさを失ってしまうものだ。しかし、ソイパティは野菜と見事に調和。さらに野菜のシャッキリ感が際立ち、最後の一口までフレッシュなままで食べきれたのである。

・シェフに礼が言いたい!

もし、これがモスバーガーやチーズバーガーなら、ジューシィな肉汁したたるミートパティの方が断然合うだろう。しかし爽やかさが求められる野菜バーガーは、ソイパティがマッチする。バーガーから細かい気配りを感じ、シェフを……いや、開発者にお礼が言いたくなる思いでいっぱいになった。

・カロリーが低いのも嬉しい / 1個290kcal

豆臭くなく、ボリュームもしっかり、さらに最後まで野菜のフレッシュさを維持したまま食べられるソイ野菜バーガー。さらにカロリーを確認すると、結構抑えられていることが判明。

オーロラソースの場合、ミートパティ版が342kcalなのに対し、ソイパティのものは290kcalだ。味のクオリティを落とさず、いや、むしろアップさせ、さらにカロリーも低いなんて良いことずくめじゃないですか! 5月中旬までの期間限定なんて言わずにレギュラーメニューにしてほしいくらいである。

ちなみに、同時発売の『ソイ野菜バーガー アボカドソース(289kcal)』も食べてみたが、こちらはオーロラソースよりライトな味わいだ。こちらは「いま健康な食事してます」という意識が高まってきそうである。

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ガッツリいきたいけど、カロリーが気になるという人はソイ野菜バーガーのオーロラソースを試してみてほしい。そして、いわゆる「ヘルシー志向」な味が好きな人なら、アボカドソースがオススメだ。

参考リンク:モスバーガー
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼モスで、大豆タンパクで作ったハンバーグ「ソイパティ」が使われた『ソイ野菜バーガー』を買ってみた
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▼まずはビジュアルをチェック! 白いお皿は『ソイ野菜バーガー オーロラソース』
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▼赤いお皿はミートパティが使われた『モス野菜バーガー オーロラソース』、あれっ、見た目があまり変わらないような?
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▼ソイ野菜バーガー
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▼モス野菜バーガー
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▼見分けがつかない! 味の方はソイ野菜バーガーの方が野菜とマッチしてるじゃないか!!
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▼こちらは、よりライトな味わいの『ソイ野菜バーガー アボカドソース』
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▼モスのソイ野菜バーガー、豆臭くなく、ボリュームもあって、カロリーが低くて、さらにウマイとか最高すぎる
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▼レギュラーメニューにしてほしいくらいだ!
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