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よく「スイカを鼻の穴から出すような感じ」と例えられるように、出産の痛さは有名。その上、妊娠の大変さは誰もが知っていることだ。しかし、全ての人間が実際に、妊娠・出産を体験するわけではない。

特に男性が、妊娠・出産することは不可能。その大変さを、ただただ想像するだけだ。しかしこの度、3人の40代男性が妊娠・出産を疑似体験することに。もちろん出産時の痛みも忠実に再現! ということでその模様をお伝えしたい。

・妊娠スーツを着て、母を讃えるのだ!

今回「疑似妊娠・出産」体験を行ったのは、『The Book For Everyone』の40代男性編集者3名。母の日のお祝い本を出版するにあたり、母親を讃えるために “妊娠体験” を行うことになったのだ。

それではと、重さ約15キロのお腹とお胸のついた“ 妊婦体験スーツ” を着込み、1カ月過ごすことにした男性編集者たち。ちなみにこの15キロとは、妊娠後期のお腹の重さなのだとか。

・「体の節々が痛む」「立ち上がるのがこんなに大変だなんて」

さて、妊娠体験が始まって彼らがまず気が付いたのは、15キロもの付加がかけられたことによる体の痛みとと、大きなお腹による不自由さ。今回の妊娠体験者の1人ブラムリーさんは、第1日目に「ラグビーの試合の翌日のように、体が痛い」と語る。

また別の体験者ハンソンさんも、「ただ座ったり立ち上がるだけでも、無意識に行えないなんて初めてだ」と嘆いたのだった。他にも “睡眠不足” や “お腹が邪魔になる” なんてことも彼らを悩ませたようだ。

・1カ月の間に色々あった

1カ月も大きなお腹と一緒に過ごせば色々あるようで、ハンソンさんは、妊婦スーツの大きなお腹に名前をつけ、撫でたり話しかけたりとお腹に愛着がわいたご様子。

もう1人のビギンズさんは、彼の大きなお腹に不信感を抱いた学校の子供たちから、「中を見せろ!」と詰め寄られたこともあるのだとか。そう、公共の場だからといって妊娠スーツを脱ぐことは許されないため、彼らは行く先々で、好機の目にさらされるのだった。

・出産の痛みも体験して!

そして1カ月が経ったときに、「出産の痛みを体験する」という最後の難関が……。でも男性が出産をどう体験するのか? 心配はいらない。この世の中には、体に電気ショックを与えることで、出産時の痛みを体験する方法が存在しているのである。

3人は電極装置を身につけ、急所を蹴られるよりも痛いという “出産” に臨んだのだった。

・「体がコントロールできないほどの痛み」

さあ、どんな痛みを彼らを襲ったのだろうか? まずビギンズさんによれば、始めは電気はピリピリと “気持ちよく” 感じられたが、電気が強くなるにつれ体をコントロールできない痛みに襲われたという。しかし、この「気持ちよさ」と「痛み」が、出産の「激痛」と「歓喜」の疑似体験なのではないかと推測。

一方のブラムリーさんは、「体の内部がひっくり出されたように、全てのエネルギーが吸い取られた」と、ハンソンさんは「僕は痛みに弱いけれども、今回の体験は本物の出産の半分の痛みもなかったのだろう。でも嫌なことは嫌だ」とそれぞれ語っている。

・母の偉大さを実感

その後、晴れて妊娠スーツを脱ぐことができた3人。正直、もう懲り懲りだと言いつつも、「妊娠・出産を疑似体験できたことを誇りに思う」と語り、改めて母の偉大さを実感したという。

相手の気持ちを知るために、妊娠スーツを着用したり、出産の痛みを体験したりと、実際に “やってみた” 彼らの姿勢には頭が下がる。そういえば、この3人は編集者さん。同業者のよしみで、ロケットニュースの男性記者たちも妊娠・出産体験をやってくれないだろうか……?

参照元:Three Pregnant DadFacebookYoutubeMail Online(英語)
執筆:小千谷サチ

▼お仕事だってこの格好で

▼もちろん、大きな偽のお胸だってついてるよ

▼移動だってこの格好で!

▼スーパーにだってこの格好で!!

▼出産体験シーンが見られるよ。確かに、痛そう……