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車を駐車してどこかに出かけている間、見知らぬ誰かがあなたの車に近づき、車を破壊──それが盗み目的であれ、単なるイタズラであれ、多くの人は想像するだけで「勘弁してくれ」だろう。

今回取り上げるのは、そんな事件。しかし、よくある車上あらしやイタズラとは全く違う。犯人が、いくら何でもダサすぎるのだ。犯行の様子を収めた監視カメラの映像がYouTube で公開されているので、あわせてご紹介しよう。

・アイルランドで起きた事件

事件が起きたのは、アイルランド東部の都市ドロイダ。映像に収められている展開を文章で表すと、以下の通りである。

黒い服装の男が白い車に近づく→ 男が車に向かって石を投げる → 男性が車の逆側に回る → そこから車に向かってレンガをぶん投げる → レンガが跳ね返って男性の顔面に直撃 → 男性気絶

いまだかつて、これ以上に自業自得なシチュエーションがあっただろうか。まるでひと昔前のコントのようなオチである。なお、「なぜ男性はクルマに石やらレンガやらを投げつけていたのか」と気になるところだが、海外サイトでは、恐らく盗み目的だろうと見ているようだ。

・気絶後からが本領発揮

YouTube の動画に収められているのは、ここまでである。この時点で、十分にダサい。これ以上ないほどにダサいのだが、実は気絶した後にも、彼はそのダサさを見せつけた。むしろ、これからが本領発揮。醜態ショーのフィナーレである。

・車の持ち主が男を発見

その車の持ち主は、近くのパブの店主であるゲイリー・ブラディさん。ブラディさんは、自分の車の側で血まみれで倒れている男を見た時、最初は「彼が事件の被害者か!?」と思ったそうだ。

ブラディーさんとそのパートナーが、男に近づき「どうしたんですか?」と声をかけた。すると男は「一緒に飲んでいた友達にやられた」と必死に説明しようとしたらしい。だがその後、男の主張はコロッと変わる。

・ダサすぎる暴言

なんと、自分を助けようとしてくれたブラディさんに対して「お前のことはこの目で見たからな。くだばりやがれ! “お前に殴られた” と警察に言ってやる!」と叫んだのだ。

どうやら、男はブラディさんに帰るためのタクシー代として50ユーロ(約6700円)を無心し、それを断られたために上のような暴言を吐いたらしい。それにしても、自分で投げつけたレンガで気絶した挙げ句、助けようとしてくれた人にそんなことを言うとは……。常識では考えられない感覚である。

それからブラディさんは警察に連絡。警察が現場に到着し、男を持ち上げた時も「あの男にやられた」と言い続けていたのだとか。なんともブレないダサさである。その後、警察が現場の監視カメラを確認すると……警察官はお腹をかかえて爆笑したとのこと。

・動画は大ヒット

ちなみに、その動画はアップから4日ほどで再生回数380万回突破と大ヒットしている。あまりにもダサい犯行の一部始終は、現在世界中に拡散中だ。

参照元:LaughSpin Independent.ie(英語)、YouTube / Jukin Media.
執筆:和才雄一郎

▼こちらがその動画