rugby

2019年のW杯が日本で開催予定であり、先日に開催都市が発表されたラグビー。最近、何かと話題になることが多い同スポーツだが、激しいぶつかり合い以外にも見どころはたくさんある。

ということで今回は、キラリと光るプレーを動画と共にご紹介したいのだが、その内容は至ってシンプル! 17秒の動画「Rangi Chase magic」に収録されているのは、世界最高峰の「スーパーリーグ」で見られた相手を出し抜くトリックプレーだ。

・ラグビースーパーリーグでのプレー

かつてないトリッキーなプレーが炸裂したのは、2015年2月28日に行われたラグビースーパーリーグの第3節・サルフォードレッドデビルス(赤)vs ハルFC(白)の試合。動画では、最初にパスを受ける6番のランジ・チェイス選手に注目していただきたい。

・立て続けてトリックプレー

まず確認できるのは、外に展開しようとするシーン。スイッチプレーをするかに見えるが……なんとランジ・チェイス選手は、スイッチしようと見せかけてジャグリング! 一瞬、何が起きたのかわからないほどで、あっという間に相手を置き去りにするぞ。

さらにタックルに来た相手を弾き飛ばしてチャンス拡大! そしてそれだけで終わらないのが、彼のスゴいところだ。ギリギリまで相手選手を引きつけると、まるでバスケのようなパスを披露! 体の後ろをノールックで通し、見事に大外の選手へとボールを届けてトライに繋げるのである!!

・さすがプロ

瞬時の判断力、正確なプレーはさすがプロといったところ。相手陣内といえども、ミスをすれば大ピンチを招くため、ハンドリングに自信がないと絶対にできないプレーであった。なお、このトライが貴重な得点となり、32−28でサルフォードレッドデビルスが勝利。今季、3試合目にして初勝利を手にしている。

・良い子は真似しちゃダメ

余談だが、高校生以下でこれをやって失敗しようものなら、監督から大目玉を食らうこと必至。真似をしたくなる衝動に駆られる少年たちがいるかもしれないが、基本に忠実なプレーを心がけて欲しい。

参照元:YouTubeスーパーリーグオフィシャルサイト(英語)
執筆:原田たかし