【北陸新幹線を使う人必見】金沢駅チカビジネスホテルまとめ

2015年3月1日

kanazawahotelmatome

2015年3月14日は金沢・富山から東京までの、北陸新幹線が開通する日！　すでに金沢駅付近のホテルは満室が多いようだが、これで北陸地方への旅行がぐっと楽になった。

そこで今回は、金沢駅周辺にある全国チェーンのビジネスホテル6軒を、それぞれ別の記者たちが宿泊しレビュー！　ホテルにより、長所短所がまるで違うことが判明したので、ご紹介したいと思う。

宿泊したのは「R＆Bホテル金沢駅西口」、「東横イン金沢駅東口」、「ホテルルートイン　金沢駅前店」、「ダイワロイネットホテル金沢」、「アパホテル　金沢駅前店」、「天然温泉　加賀の湧泉　ドーミーイン金沢」、計6軒。それぞれのレビューは以下のとおりだ。

【R＆Bホテル金沢駅西口】

（レビュー：GO羽鳥）

・金額：5000円
・ベッドの広さ：幅120センチ（シングルルームでもセミダブル）
・Wi-Fi速度：上り　5.6Mbps、下り　5.7Mbps　※あまり速度は安定していない。でも全室Wi-Fi。
・朝食：無料。ホテルで焼いたパン3種類と、味付けゆでたまご。あとはスープバーでのスープと、ドリンクバー。たったこれだけだけど、こんくらいでいい。なお、宿泊者全員にサービスされる。
・立地：駅から徒歩だと、たぶん3分くらい。駐車場まで徒歩1分くらい。
・大浴場：なし
・アメニティ：歯ブラシ＆シェーバーだけ。最低限。
・感想：部屋は狭いが、1人ならこんなもんでいい。ベッドの脇に、建付けの回転式照明がついていて蛍光灯ながら間接照明にすることも可能。それをつけっぱなしで寝ちゃってたんだけど、翌朝「すごい日差し！　まぶしい！　いい天気だ！」って起きた。

でも、太陽じゃなくて照明がまぶしかっただけだった。ちなみに外は曇っていた。個人的には大満足。クルマで来るなら、この宿が安いんじゃないかなって思う。あと、ホテルから徒歩30秒くらいのところにコンビニがある。便利。俺は好き。焼きたてパンも美味かった。

【東横イン金沢駅東口】

（レビュー：Yoshio）

・金額：4800円
・ベッドの広さ：ダブルサイズ（1600mm）
・Wi-Fi速度：上り5.2Mbps、下り7.5Mbps
・朝食：朝食は無料。煮物や金平ごぼう、近江町市場「柿一商店」さんの美味しいキャベツ、御漬け物など。また、ご飯、味噌汁の他にロールパン、食パンなど。今まで全国の東横インに宿泊したが、朝食は他の店舗と同じような感じ。金沢だからといって特に驚きはナシ。
・立地：JＲ金沢駅東口から徒歩4分。回りにコンビニが何店舗かあるので、便利といえば便利。隣にガストもある。
・大浴場：なし
・アメニティ：部屋にあるのは、基本的に歯ブラシのみ。その他のものは必要であればフロントでもらうことが可能。だが、それを含めてもアメニティーが充実しているとは言えない。ちなみに加湿器はあるので冬助かる。
・その他：良くも悪くも、全国にある東横インと同じような感じだ。ホテルや部屋はすごく清潔。びっくりしたのが、朝10時にフロントの前で女性スタッフ3人が、「これから清掃をさせて頂きます！」と大きな声でお辞儀をしていたこと。朝からとても気持ちが良かった！　とにかく6264円でダブルサイズのベッド、さらに朝食も付いているので悪くはないだろう。

──上記2軒よりも、もう少し金額が高めの、「ホテルルートイン　金沢駅前店」と「ダイワロイネットホテル金沢」のレビューは次ページ（その2）へ！

執筆：なかの
Photo：Rocketnews24

【北陸新幹線を使う人必見】金沢駅チカビジネスホテルまとめ　その2

【ホテルルートイン　金沢駅前店】

（レビュー：和才雄一郎）

・金額：5879円
・ベッドの広さ：140×196cm
・Wi-Fi速度：上り0.9Mbps、下り7.2Mbps
・朝食：無料。バイキング形式で、スクランブルエッグ、ソーセージ、ハム、煮物、クリームシチューなど。もちろん、ご飯や味噌汁、パンなども用意されていた。
・立地：駅から徒歩5分。最寄りのコンビニまでは徒歩1〜2分。
・大浴場：あり。天然の温泉ではないが、十分に満足できる広さ。何より14階にあるため、金沢の町並みを眺めながら、お風呂に入れる。深夜の2時まで大浴場を利用できるのもポイント。また、大浴場前にあるリラクゼーションルームでは、1回100円のマッサージチェアもあり。
・アメニティ：部屋の中に、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、バスタオル、ボディタオル、カミソリなど基本的なものは一通り揃っている。また大浴場にも、ヘアブラシ、カミソリ、ヘアトニック、アフーターシェイビングローションなどがある。
・その他備品：冷蔵庫、テレビ、ドライヤー、加湿空気清浄機
・感想：特に屋上の14階にある大浴場が最高。夜だけでなく、朝も入りたくなる。部屋もキレイで、ベッドも広々。あと、加湿空気清浄機があるのもうれしい。素直に「ここに泊まってよかった！」と感じたホテルだった。

【ダイワロイネットホテル金沢】

（レビュー：佐藤英典）

・金額：6338円
・ベッドの広さ：140×203
・Wi-Fi速度：上り8.4Mbps、下り15.4Mbps
・朝食：朝食は有料（900円）。1階のやるき茶屋で朝6時30分から。内容は可も不可もない感じ。やるき茶屋が提供しているので、煮物や小鉢は充実している感があった。炊き込みご飯でもあるとなお良し。正直900円という価格に対しては、お得感に乏しい。
・立地：駅から3分程度なので、かなり近い。しかしこのホテルに限らずなのだが、近所にコンビニがないので、ちょっとした買い物の必要があった場合に不便。同じくこのホテルだけでないのだが、繁華街が駅から遠い。お酒や食事を楽しみたいなら、片町の方面のホテルに泊まることをおすすめしたい。
・大浴場：なし
・その他：テレビが32インチでデカイ。部屋は大変きれいで、ベッドも大きいので、滞在そのものは十分満足できると思う。

次ページ（その3）は、ビジネスホテルでもっとも高価な「アパホテル　金沢駅前店」と「天然温泉　加賀の湧泉　ドーミーイン金沢」のレビューだ。

執筆：なかの
Photo：Rocketnews24

【北陸新幹線を使う人必見】金沢駅チカビジネスホテルまとめ　その3

【アパホテル　金沢駅前店】

（レビュー：沢井メグ）

・金額：6481円
・ベッドの広さ：タテ190cmくらい×ヨコ110㎝
・Wi-Fi速度：上り17.3Mbps、下り28.4Mbps　
・朝食：別料金。素泊まりプランでも前売1300円（当日1500円）で利用可。和洋60種類らしい。数も多いが、何よりも充実しているのは内容。一般的なホテルの朝食メニューのほかに石川県の郷土料理もあって嬉しい。たとえば、「とり野菜みそのみそ鍋」「大根寿司」「車麩の卵とじ」など。利用しただけで、石川県に来たという満足感あり。
・立地：駅からの近さは徒歩1分と最強。最寄の出口から息を止めて走って着くレベル。近くにコンビニもあって便利。
・大浴場：あり。天然温泉ではないものの、大浴場のほか露天風呂もあって良い。疲れがとれる。
・アメニティ：シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、ボディタオル、ヘアブラシ、T字カミソリ、シャワーキャップ、綿棒
・その他備品：冷蔵庫、ドライヤー、ファブリーズ的なもの、40インチのテレビ（部屋のわりにデカイ）
・感想：安いホテルなら他にもある。しかし、立地、朝食メニュー、大浴場の設備などを考えると納得できる価格。「寝るだけ」じゃなくて、ホテルも楽しみたい人にピッタリだと思う。

【天然温泉　加賀の湧泉　ドーミーイン金沢】

（レビュー：なかの）

金額：7027円
ベッドの広さ：125cm×203cm（セミダブル）
Wi-Fi速度：上り1.2Mbps、下り7.4Mbps
朝食：別料金。金沢カレーや昆布巻きのカマボコ、ホタルイカの甘露煮、かに汁など、ご当地料理が盛りだくさん。さすが“朝食最強”と名高いドーミーインなだけある。ほぼ思いつく郷土料理は取り揃えられているので、観光するヒマが無いけどその地ならではのグルメを味わいたいビジネスマンにはおススメだ。
駅からの距離：ダイワロイネットの横。駅からは徒歩3分ぐらいだが、近くにコンビニが無いがやや不便。
大浴場：天然温泉。露天風呂やサウナも付いており泉質もなかなかで、駅チカのビジネスホテルで唯一温泉が楽しめる。
アメニティ：歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリなど一通りのものが揃っている。
その他備品：冷蔵庫、ドライヤー、消臭スプレー、スリッパ、電気ポットなど
感想：値段はビジネスホテルのなかで最高級だが、夜食の夜鳴きそば（ラーメン）や天然温泉など、ほかのビジネスホテルでは無いサービスがある。部屋も和室などが用意されているので、ビジネスマンからファミリーまで幅広く使えるホテルだと思う。