OLYMPUS DIGITAL CAMERA

アメリカ発の『バーガーキング』は、世界中で店舗を展開しているファストフードチェーンだ。それだけに、海外のチェーン店ではその国やエリア限定のメニューを味わえることも。

先日私(記者)は、オランダのバーガーキングで、日本で見かけない商品を発見した。その名も「ビッグ・アングリー・バイト」。直訳すれば、「大きな怒りを込めたガブリ」とでもなるのだろうか。

何という物々しいネーミングだ。ビッグだけでなく、アングリーまで付いとる。これは絶対デカい。どう考えても、巨大ハンバーガーだろう。食いきれるかどうか勝負! ということで「ビッグ・アングリー・バイト」に挑戦したので、レポートしたい。

・漫画に出てくるようなハンバーガーか!?

「ビッグ・アングリー・バイト」という名前を見たとき、私の頭にあったのは、漫画に出てくるようなサイズのバーガーである。何と言っても、ビッグ&アングリー。しかも、海外基準の「ビッグ&アングリー」である。

きっと、トレーにギリギリのせられるサイズに違いない。重いだろうから、運ぶ時に気をつけないと、などと勝手に想像していた。

・実物を見てみると……

が……実物が出てきてビックリ! 想定していたよりはるかに小さい。いや、正確には小さいわけではない。マクドナルドのビッグマックとほぼ同じか、多少大きいだろう。だけど、だけど、「ビッグ・アングリー」というほどのサイズではない。ちなみに、バーガーキングのホームページを見ると、お肉の量は175グラムとのこと。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

・アングリーよりはスマイルの方がふさわしい

「確かにサイズは大きいけれど、これくらいなら楽勝かも」──そう思い、ひと口食べてみた。味は、日本で食べるバーガーキングのハンバーガーとほぼ同じ。そりゃそうだが……。ただ、「ビッグ・アングリー・バイト」ならではの特徴を挙げると、オニオンリングが挟まれており、サクッとした食感を楽しめること。

そして、中にハラペーニョソースが使われており、 ややマイルドにピリっとすることだ。きっと、この “ちょい辛” がアングリーと名付けられた所以(ゆえん)だと思われるが、アングリーというほど辛くない。むしろ、アングリーよりはスマイルの方がふさわしい風味。またパテはジューシーで、野菜もたっぷりだ。

・余裕で完食

ドリンクとポテトとのセットで8.95ユーロ(日本円で約1200円)という価格面を除けば、「ビッグ・アングリー・バイト」に不満なポイントは一切ない。サクサクっと食べて、あっと言う間に完食。個人的には、「日本で発売されたら食べたい」と感じた美味なハンバーガーであった。

というわけで、海外に行って「ビッグ・アングリー・バイト」を食べる機会があったら、挑戦してみてはどうだろうか。ボリュームだけでなく、味にも満足できるはずだ。

参照元:BURGER KING(オランダ語)
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼手で持つと、確かにやや重く感じるが……
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▼iPhone5c と比べるとこの通り
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▼野菜もたっぷりだ!
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
▼サイドメニューとドリンクのセットで1200円を越える。もう少し安ければ嬉しいな〜
OLYMPUS DIGITAL CAMERA