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もうすぐバレンタインデーだが、読者の皆様は何かスペシャルな予定があるだろうか? 1年のうちで一番ハートを目にする機会が多いバレンタンデーは、愛を獲得する人もいれば恋に破れる人も現れる日である。

そんな時期に、米マクドナルドが代金の代わりに “愛で支払う” キャンペーンを開始して大きな話題となっている。どうやら、低迷が続くセールスを挽回する対策のようだが、果たして効果はいかほどのものなのだろうか?

・米マクドナルドが “愛で支払う”キャンペーンを開始!

米マクドナルドが、2015年2月2日から14日まで “愛で支払う” をテーマに、バレンタイン・キャンペーンを開始した。2月2日に開催されたNFL(プロ・アメリカンフットボールリーグ)優勝決定戦のCMで、同社のキャンペーンが紹介されたのだ。

・ランダムに選ばれた顧客100万人が対象

指定店舗のスタッフによって指定時間にランダムに選ばれた顧客は、家族に電話して「愛してる」と伝えたり、ハグやハイタッチといった方法で愛を表現するよう指示される。

どんな方法で愛を表現するかはその場になってみないと分からないが、代金を支払う代わりにマクドナルドの商品をゲットできるのだ。指定各店舗で100人ずつ選出されるとのことで、全国規模で約100万人が対象となる。

・キャンペーンのために莫大な広告料を払ったマクドナルド

ちなみ、アメリカ最大のスポーツイベントであるスーパーボウルは、国を挙げてのお祭り騒ぎ。この日は、多くの国民がテレビに張り付いて試合を観戦するだけに、ゲーム中に流れるCM枠の広告料は莫大なものとなる。なんと30秒間のCM料金は、450万ドル(約5億3000万円)にもおよぶのである!!

マクドナルドがスーパーボウルでCMを流すのは8年ぶりのことで、顧客に “愛” で支払ってもらうために、同社はトンでもない額の広告料を払ったわけだ。

・低迷が続くセールスを挽回するのが目的!?

この皮肉とも言えるキャンペーンの裏には、どうやら低迷が続くセールスを挽回したいとの思惑があるようだ。2012年、アンモニアで殺菌してミンチにしたピンクスライム(クズ同然の肉)を使用していると物議を醸した同社は、大きくイメージを損ねてしまったからである。

こうして「マクドナルド=不健康」のイメージが定着し、国民のヘルシーな食生活を心がける傾向もあって、セールスが大きく落ち込み続けてるのだ。果たして、消費者の情に訴えるキャンペーンが功を奏するかどうか、結果が気になるところだ。

“愛で支払う” キャンペーンは、アメリカのみで実施される。だが、バレンタンデーは愛を祝う日だけに、恋愛に限らず家族や友人といった大切な人に、感謝の気持ちや愛を伝えてみても良いかもしれない。

参照元:YouTubeMcDonaldThe New York Timesabc NEWS(英語)
執筆:Nekolas

▼こちらが米マクドナルドの “愛で支払う” キャンペーンCM