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「出会い系アプリ」と聞くと “一部の人が使うだけ” と思いがちだが、今海外ではアメリカ発の出会い系アプリ『Tinder(ティンダー)』が大流行中。ユーザー数は5000万人を越え、幅広い層を巻き込み社会現象になっているのだ。

そこで普通にTinderのレビューを……と思ったのだが、それではイマイチ芸がない。ということで、今回はTinderを使いながら、男女がどれだけガツガツしているのかを、便器の写真も駆使して調査してみた。その結果は以下のとおりだ!

・そもそもTinderって?

それでは本題に入る前に、「そもそもTinderってなに?」という人のために、サクッとTinderについて解説しよう。 

Tinderでは、スマホのGPS機能によって、近くにいる異性のプロフィール画像が1枚ずつ表示される。そこで、「この人いいな」と思ったら右スワイプ(Yes)、そうでなければ左スワイプ(No)……と、ページをめくる感覚でスワイプしていく。

そして、お互いが右スワイプ(Yes)しあうと、両者がマッチ(友達)として登録され、そこで初めてメッセージが送れるようになるわけだ。

・マッチ率の調査を開始

今回の調査では男女のプロフィールで順番に300右スワイプ(Yes)し、その内の何人の異性とマッチするかで男女のガツガツ度(見境なく出会おうとしている度)を調べることにしてみた。

……が、実際の男女の写真を使うと、“どっちが人気なのか” を調べるだけになってしまうおそれもある。ということで、とりあえず「便器の画像」を、男女それぞれのプロフィール画像に設定してみることした。send5

もし便器の写真を見て右スワイプ(Yes)するのであれば、それはもう究極にガツガツしている──ということになるはずだ。そんな肉食系の中の肉食系、便器食系の出現率を調べることで、きっと何かが見えてくるはず……。

・なぜか便器が大人気!?

──ということで、さっそく「ベッキー(21歳)便器:女」と、「ユウタ(24歳)便器:男」のプロフィールを作って、それぞれ右スワイプ300回してみた。……すると、すぐに歴然とした差が!

ノンストップで新しいマッチや新着メッセージのお知らせが表示されるベッキーに対して、メッセージはおろか、マッチもないユウタ。58マッチのベッキーに対して、わずか1マッチのユウタという結果になったのだ。

ある意味、1マッチは予想通りなのだが、58マッチというのは予想外! 便器が58マッチなのだ!!

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重要なので状況をしつこく説明するが、相手からしてみたら、突如スマホに「この人なんかどうですか?」という感じで便器の画像が表示されるわけだ。それなのに、「ま、便器もありかな(右スワイプ)」……ということなのだ。

もうガツガツである。ベッキーは約20パーセントの割合でマッチしている! すごい! 男すごい!!

・普通に男女の写真を使うと?

ちなみに、「女友人の写真」と「自分の写真」を、それぞれプロフィール画像にして同じく右スワイプ300回してみたところ、女友達はマッチ数148、自分はマッチ数6という結果になった。

この数字の意味するところは……ぜんぜん私(筆者)の人気がない……い、いや、いいや! やはり男の方が圧倒的にガツガツしていると言っても差し支えなかろう。send4_500px

・総合結果

結果として、「右スワイプ300回」した後のマッチ数は……

女友達:148
便器(女):58
私:6
便器(男):1

──という結果になった。ある程度予想していたとはいえ、ここまで如実な差がでるのも驚きだ。みなさんはこの結果を見てどう思うだろうか? 男の方がガツガツしている? 男の方が便器をも受け入れるほど心が広い? いや、やっぱり野獣化しているだけ? これはさらなるリサーチが必要かもしれない。

・ボケてみたりもした

ちなみにせっかくなので、ちょいとボケてメッセージを送ってみたりもした。そのもようを、次ページ(番外編)で少しだけ紹介しよう。海外で大流行中の「Tinder」が、どんな雰囲気で行われているのか、感じ取ってもらえたら幸いである。

参考リンク:Tinder
Report:ゴールド土方
Photo:Rocketnews24