toilet

立つか? それとも座るか? ──男性がおしっこをする時、その体勢は人によって異なる。些細なことだが、これは家庭内で亀裂を生みかねない問題だ。なぜなら、立ったままする場合、おしっこが周囲に飛び散ってしまうことは避けられないのだから。

その飛沫を自分で掃除するならいざ知らず、奥さんなど他の人が処理しないといけないとなると……怒られるのは当然。「銃身が短いためか、命中率が悪いようです。座ってされてはどうですか」などと皮肉の一つも言われることを、立ち派は最低限覚悟しなくてはいけないだろう。

そんな小便時男性体勢問題、海外では裁判沙汰にまで発展してしまったもよう。気になる判決では……なんと、立ったままおしっこをする男性の権利が認められたのだ

・ドイツで起こった裁判

問題の裁判が行われたのは、ドイツのデュッセルドルフ。そもそもの原因は、アパートの借り主である男性が、立ったまま小便をし続けたことである。その家主は、「大理石のトイレの床が損傷した」として、「返還予定の敷金約40万円より約26万円を差し引く」と借り主に通告。

納得いかない借り主が、敷金の全額返還を求めて訴えを起こしたのだ。

・借り主の男性に有利な判決

その結果……判事のシュテファン・ハンク氏は、家主の要求を退けることに。ハンク判事は「大理石の床が損傷したのは、おしっこが原因」と認めつつも、「大理石が非常に損傷しやすい性質を持っていることを、家主は借り主に対して事前に知らせておくべきだった」と指摘している。

・立ったままおしっこをする権利が認められる

さらにハンク判事は、「かつては男性が立ったままおしっこをするのは当たり前の習慣だったが、現在は女性の同居者などと衝突する原因になるようだ」とした上で、「通常男性は、立ったままおしっこすることによる “トイレの床へのダメージ” を考慮しなくてもいい」と述べたのだ。

つまり、立ったままおしっこをする男性の権利が認められたのである。

・座り派に改宗させるには過去の記事をご参考に

「はぁ!?」という人々の声、特に女性の声が聞こえてきそうだが、事実のようだ。なお、「たとえどんな判決が出ようとも、立ち派だけは断じて許さん! 何がなんでも座り派に改宗させる!」と考えている人は、以前本サイトでご紹介した「一緒に住んでいる男性に座ってオシッコをさせる方法」を参考にして欲しい。以上っ!

参照元:Yahoo!abcNEWS(英語)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.