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飼い主に大事にされて幸せなペットもいれば、虐待されたり捨てられてしまうペットもいる。そんななか、身の回りの荷物を詰めたスーツケースと一緒に捨てられた「くまのパディントン」のようなワンコが保護され、大きな注目を集めている。ぜひ「ワンちゃんを引き取りたい!」と南はフィリピンから北はカナダまで、世界中から要望が寄せられているのである。

・くまのパディントンを彷彿とさせるワンコ

英スコットランド、グラスゴーのエア駅の手すりにくくられ、身の回りの荷物を詰めたスーツケースと一緒に捨てられていたのは、雑種犬のカイ・ザ・シャーペイだ。飼い主と名前を特定するマイクロチップが犬に埋め込まれていたため、ワンちゃんの名前が判明したのだ。

動物保護センターによって無事に保護された犬のスーツケースには、おもちゃやエサ用のボウル、食べ物に枕などが入っていた。パディントン駅でスーツケースの上に座ってるところをブラウン夫妻に拾われる “くまのパディントン” を彷彿とさせるため、カイは一躍注目を集めるようになったのである。

・世界中から引き取りたいとの要望が殺到!

動物保護センターは、フィリピンやスペイン、アメリカにカナダといった世界中の国からカイを引き取りたいとの連絡を受け、その数は80以上のメールに電話は100本以上にも及んだ。しかし、保護センターのスタッフは「カイの新しい飼い主は、スコットランドで見つけたい」と思っているようだ。

・元の飼い主は一生ペットを飼えない可能性も

なお、マイクロチップのおかげで飼い主は判明しているのだが、ペットを捨てるという残酷な行為を行ったため、元の飼い主は一生ペットを飼えない可能性もあるとのこと。

・病気の治療代は寄付金でカバー

カイは、まぶたが内側に巻き込む眼瞼内反(がんけいないはん)症を患っており手術が必要なため、保護センターが寄付を求めるウェブサイトを作成。すると、600人以上の支援者から6500ポンド(約115万円)もの寄付が集まったのだ。手術を終えて回復した後、本格的にカイの新しい飼い主探しが始まるそうだ。

身の回りの荷物も一緒だったとはいえ、ペットを捨てる行為は許されるものではない。次こそはカイが、優しく面倒を見てくれる飼い主と出会えることを願いたい。

参照元:YouTubeMail OnlineJust GivingEvening Times(英語)
執筆:Nekolas

▼荷物を詰めたスーツケースと一緒に捨てられた「くまのパディントン」のようなワンコのニュース動画