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妊娠により妊婦の食べ物の嗜好が変わってしまうことは、よく知られている。大好きだった物が食べられなくなったり、大して好きでなかったものが無性に食べたくなったりするのである。

なぜ人によって食べたくなる物が異なるのかは謎だが、なかには “食品ではないモノ” を食べたくなってしまう人もいるようである。なんと妊娠したことで、トイレットペーパー中毒になってしまった女性がいるというのだ!

以前、ビニール袋中毒の男性スポンジ中毒の女性のニュースとお伝えしたが、どうやら彼らは「異食症」と呼ばれる症状を抱えているようなのだ。

・毎日トイレットペーパーを1ロール食べてしまう女性

英リンカンシャー在住で、25歳にして5人の子供がいるジェイド・シルヴェスターさんは、毎日1ロールを平らげてしまうトイレットペーパー中毒だ。上の子供4人がお腹にいる時は、トイレットペーパーを食べたいなどとは思わなかったというジェイドさん。

しかし最年少のジャクソン君を妊娠中に、変な習慣が始まったというのだ。「理由は分からないけど、妊娠2カ月でトイレットペーパーが食べたくなったの。味よりも、口の中に入れた時の乾いた感触が好きなんです」と語っている。

・出産後もやめられない!

出産すれば症状がなくなると思っていた彼女だが、ジャクソン君を出産してから15カ月経っても悪習慣をやめられないのである。トイレにいる時にしか食べないそうだが、たまにトイレットペーパーを食べるだけのために、トイレに行きたくなることもあるのだとか。

・“異食症” の可能性が

栄養価がなく、通常は食欲の対象にはなり得ない物を食べたくなる徴候を “異食症” と呼ぶ。小児と妊婦によく見られる症状で、粘土や砂、キャンドルなどを食べる人もいる。ジェシカさんをはじめ、前出のビニール袋中毒の男性とスポンジ中毒の女性も、異食症の可能性があると考えられる。

・赤ちゃんと母体に影響はナシ

食品ではない物を食べることによって副作用が起こることもあるが、幸いジャクソン君は健康に生まれ、今のところジェシカさんも体に影響はないとのこと。ちなみにスポンジ中毒の女性は、胃に詰まったスポンジの摘出手術を受けている。

異食症の原因は解明されておらず、鉄分と亜鉛の欠乏、もしくは統合失調症や自閉性といった精神疾患との関連性が指摘されている。

ジェシカさんは、子供達の前でトイレットペーパーを食べたら「ママ、トイレに吐き出して!」と、怒られると思うと語っている。ビニール袋を食べてしまう男性も健康診断の結果、何も異常はなかったそうだが、読者の皆さんは絶対に真似しなようにして頂きたい。

参照元:MirrorMail OnlineTec Times(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24

▼こちらが、毎日トイレットペーパーを1ロール食べてしまうジェイドさんだ

▼トイレットペーパーを食べるジェイドさんの映像