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オッ、オッ、オッ、オゥッ、オッパ・カンナムスタイル♪ というフレーズのK-POP楽曲『江南(カンナム)スタイル』。曲もスタイリッシュというわけでもなく、さらに歌っている「PSY(サイ)」もノン・イケメンキャラとして売っていたが、中毒性を発揮し世界を席巻したことは記憶に新しい。

そして2014年のいま、またしてもアジアで新たな中毒曲が誕生したと話題になっているので報告したい。楽曲の名は『Chick Chick(チック・チック)』。最初に言っておくとこの曲はウルトラしょうもない。全力でしょうもない。にも関わらず、その中毒性に欧米諸国を中心に多くのネットユーザーが次々と “感染” 、再生回数800万回以上のヒットを飛ばしているのだ。

・中国アーティストの楽曲

『Chick Chick』中国人歌手・王蓉(おう・よう)さん、英語名をRollin(ローリン)という。ローリンは小さい頃からバイオリンやピアノなど音楽に親しみ、2000年に歌手としてデビュー。

ローリンの英語と中国語を自然にミックスさせた歌は耳障りがよく、香港の女優にして歌姫 “ケリー・チャン” の後継者とも言われたほどの才能の持ち主だったのだが……

・謎すぎる歌詞

今回の『Chick Chick』は本当に謎! タイあたりのニューハーフショーに出てきそうな羽つきレオタードっぽい衣装を着たローリンが「雄鶏がコッココッコ」「雌鶏がコッコッコ」「コッココッココッコココココココ」と歌いまくっているのである。英語が得意な歌姫、一体どうしちゃったの!?

・しょうもなさすぎるミュージックビデオ

ミュージックビデオもいたってしょうもない。本当に何も言えない。百聞は一見にしかずと是非確認してほしいのだが、シュールさを通り越してサイケデリック!! もはや「ポカーン」である。

・海外ネットユーザーの声

しかし、それが欧米を初めとした海外ネットユーザーで大ウケしているのだ。謎の中毒性があるとして次々とファンが増えているもようである。

「クッソ笑った!! クレイジー」
「面白い! 私は大好きよ!!」
「バカバカしすぎる(笑)」
「ノルウェーの『The Fox (What Does the Fox Say?)』を思い出したわ」
「さすがメイド・イン・チャイナ」
「ダンサブルでいい曲だね! もっといい歌詞をつけたら?(笑)」
「ちょっと脳内再生が止まらないんだけど!」

・なんかよくわからんが海外で大ヒット

この動画はYouTube版で再生回数800万回を突破! 一方、中国国内向けの動画サイトでは250万回ちょっと。中国ではYouTubeは見れないことになっているので、はるかに海外の方でウケていることがわかるだろう。ローリンは、今、欧米で最もグイグイきているアジアン・アーティストかもしれない。

この動画を見て、正直なところ筆者は「お、おう……」としか言えなかった。しかし、目を閉じると人気DJがカッコよくアレンジしているのが容易に想像できてしまった。欧米人はどんな楽曲が好きなのか、また彼らはアジアに何を期待しているのか……その感覚を知るために、一度くらい見ておいてもいいかもしれない。

参照元:abcnews(英語)、YouTube
執筆:沢井メグ

▼こちらがその楽曲だ

▼ダンスバージョン、珍妙に見えるのは衣装のせいや……

▼ほかの曲もなんかポップだ

▼しっとりと歌うこともある