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愛する人と生涯を添い遂げるため、夢と希望を胸に抱いて臨む結婚式。しかし、上手くいかないことだってあるのが人生だ。今回紹介する男性も、結婚式の直前に婚約者と破局してしまったのである。

もし、そんな悲劇が自分の身に降りかかったら、当分立ち直ることができないほど深く落ち込んでしまいそうだ。しかし男性は落ち込む代わりに、とても前向きな行動を取ったのである! 結婚式場をキャンセルするかわりに、チャリティ・イベントを行ったのだ!!

・結婚式がキャンセルに

2014年8月31日に結婚式を挙げる予定だったフィル・ラブーンさん。しかし、結婚する直前に彼女とお別れしてしまい、式はキャンセルとなってしまったのである。

さらに、すでに式の手付金15000ドル~20000ドル(約150万~200万円)は支払ずみ……。そんなジェットコースターのような展開に落ち込みながらも、お金を無駄にしたくなかった彼は、あるアイディアを思いついたのである。

・イベントを開催。収益は100%寄付

結婚式場でそのままチャリティ・イベントを開催することにしたのだ! 予約していた料理のメニューを少し変え、アルコールや音楽などをそのまま流用する形でパーティを開き、75ドル(約7500円)でチケットを販売。パーティではオークションを行い、その全収益を寄付することにしたのである。

ちなみにオークション出品リストの中には、“ピッツバーグ市長とのランチ” なんてのもあるようだ。

寄付先は、発展途上国の子供たちに手術などの医療ケアを無料で提供する非営利団体「Surgicorps International」。ラブーンさんが運営する会社「Eyeflow Internet Marketing」が、何年間も支援を続けてきたという。

・チケットは完売

さて『レモンエイド(Lemon AID)』と名づけられたこのイベントは、多くのメディアにも取り上げられ、チケットは売り切れ。Facebook上に設けられた専用のページには、「行くよ!」「イベントを応援します」といったコメントが寄せられており、パーティ自体も大盛況のうちに終了したようだ。

・“酸っぱい体験” をしてしまっても、チャンスになる!

イベント『レモンエイド』の名前だが、「人生で酸っぱいレモンを手にしたって、それでレモネードを作ればいい」という有名なフレーズに由来しているという。つまり “酸っぱい体験” をしても、そこから生み出すものがあるということだ。

結婚式直前での破局という不運に直面しながらも、このようなアイディアを思いつき、実行に移すことは、想像以上に難しいはずだ。しかし、“ピンチがチャンス” という言葉があるように、どんな場面でだって発想の転換を図れば、全く違った状況を生み出すことができるのだ。

・多くの女性の心もつかむ!

またREUTERSによると、このチャリティ・イベントが各メディアで紹介されたことから、ラブーンさんのFacebookページには500件ものフレンドリクエストが寄せられたのだとか。しかも送り主のほとんどが女性。なかには、「うちの孫 / 娘と付き合いませんか?」なんてメッセージもあったという。

ただ落ち込んでいるよりも、何か行動を起こした方がいい結果が生まれることもある、ということが様々な面で明らかになったようだ。

参照元:twitter @courtneyWTAETrib LIVE、Facebook [1][2](英語)
執筆:小千谷サチ

▼パーティの様子

▼向かって左に立っている人物が主催者のフィル・ラブーンさん