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日本の家は小さく狭いため、かつて外国人から “ウサギ小屋” と呼ばれていたこともあった。アメリカで一般的な寝室が何部屋もあり、広い庭付きの大きな家に憧れる人は多いかもしれないが、維持・管理費、長期にわたるローンで、家計が圧迫されてしまうのが実状である。

そのせいかアメリカの住宅事情に変化が起こりつつあり、徐々に小さな家に人気が集まっているというのだ。

・小さな家を好む傾向に

海外サイトSWiTCHBOARDによると、2000年代におけるアメリカの平均住宅の広さは約213平米だったが、段々と狭い家を好む人々が増え、2010年には185平米以下を理想とする人が、3割近くを占めるようになったという。

そこで今注目を集めているのが、コンパクトな移動式家屋を建築する会社「Tumbleweed Tiny House Company」だ。同社が販売する約10~15平米の家は、すべてタイヤ付きなのでレッカー移動が可能である。

日本の小さめワンルームマンションと同じぐらいのサイズだが、同社のFacebookページに掲載されている写真を見ると、木造キャビンといった趣の家屋はなかなかオシャレだ。 

・不自由なく生活できるスペース

モデル写真では、ロフトを寝室として使用し、キッチンにはオーブンやガス台を置くスペースもあり、不自由なく生活できそうだ。もちろんトイレとシャワーも付いている。購入者は、若者から制作スペースを望むアーティストやミュージシャン、また母屋とは別に、成人した子供や年老いた両親のために移動式家屋を庭に置く家庭もあるのだとか。

・お値段は約275万円から

同社は家屋を販売するだけでなく、家の建て方を教える講習会を全米各地で開いている。前出の移動式家屋を、自分で建てた場合にかかる費用は2万7000ドル(約275万円)からで、完成品を購入する場合は5万7000ドル(約580万円)からだ。このほか、移動式ではない約24~84平米のコテージもあり、こちらは寝室が2~3部屋の家族仕様となっている。

狭い家は何がいいって、とにかく掃除が楽である。アメリカによくある豪邸は、掃除や庭の手入れに人を雇う必要があるため、本当にお金がかかってしまう。小さな家は資源も最小限に抑えられるので、環境にも良いと言えるだろう。

参照元:Tumbleweed Tiny House CompanyMail Online(英語)
執筆:Nekolas

▼移動式家屋の中はこんな感じ。なかなかオシャレだ!
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▼ロフトを寝室に
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▼キッチンも使い勝手が良さそうだ
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▼裏庭に置いて作業スペースとして使用することもできる
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▼レッカー移動中
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▼レッカー移動して、こんな眺めのいい場所でバケーションはいかが!?
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