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中国の三国時代とは180年頃~280年頃、中国大陸で魏・蜀・呉の3つの国が覇権を争っていた時代のことだ。日本でも横山光輝先生の漫画やコーエーのゲームでも知られ、中国史のなかで最も有名な時代と言っていいだろう。

・謎多き英雄「曹操」の顔が明らかに!?

その中でも、日本でもファンが多い魏の曹操は、漫画やゲームではカッコよく描かれることが多い。しかし、歴史書『魏氏春秋』によると「背は低いが、才覚にあふれている」と描写され、中国でもイケメンではないが、オーラがスゴイ男と認識されているそう。

そんな謎の英雄の顔を、中国のテレビ番組が検証し、つきとめたらしいのだ。ついに曹操の顔が判明か、と話題になっている。

・1000年のときを超え子孫が大集合

“曹操の真の顔” を現代に甦らせたのは、中国の山東衛視で放送中の『中国面孔』という番組だ。DNA鑑定の結果、曹操の末裔と言われているのは9家系で、そのうち7家系が集まった。子孫同士は初対面。1000年のときを超え、一堂に会したのだ。

・子孫の顔にも共通点

現在は中国各地に散らばった子孫たちだが、彼らの顔つきにはある特徴があったそうだ。それは「眉は広がり、鼻が高く、おでこに傾斜がある」ということ。

そしてもうひとつの特徴は同じY染色体を持っていることである。曹操研究を行っている復旦大学・生命科学学院の李輝(り・き)教授は、「Y染色体は人の顔立ちに影響がある。子孫の顔の共通点から曹操の顔にたどりつけるのではないか」と、話していた。

・専門家が曹操の顔を導き出す

そして、番組では、2000年前の生ミイラ「長沙夫人」の顔の復元を担当した復顔の専門家・趙成文(ちょう・せいぶん)教授が曹操の顔の復元を試みた。

1800年前の中原人の特徴、文献の中の曹操の描写、子孫のDNA分析などさまざまな資料から導き出された曹操の顔は……なるほど、こうなっちゃうのか! たしかにイケメンとは言いがたいが、知恵があり、王者の風格さえ漂う。どことなく子孫に似ている気がするぞ!

・ネット上では「信じがたい」という声

だが、一点気になるのは、趙教授が「曹操の顔を復元」ではなく「推測した」とコメントしたことだ。教授によると、曹操は長沙夫人とは違い頭蓋骨がないので「復元した」とは言えないのだという。

それもあってか、ネット上では「信じがたい」「子孫のDNAから復元しても意味がないのでは」という声があがっている。また、専門家からは、明の創始者である朱元璋(しゅ・げんしょう)には、人徳があるような顔つきの肖像画と、醜く意地悪そうに描かれているものがあるのがいい例、そもそも参考にした文献や肖像画の信頼性自体がどうなのか、という指摘も出ている。

肯定派、否定派を問わずネット上では多くの議論が交わされている。1枚の似顔絵で、これだけの反響があるとは……1800年前の英雄の影響力のスゴさを改めて感じはしないだろうか。

参照元:YouTube新華網騰訊新聞(中国語)
執筆:沢井メグ

▼こちらがその番組、曹操の子孫登場は30:40~44:00あたり

▼今回、導き出された曹操の顔、みなさんの思い描く曹操像と違いはあっただろうか?
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▼曹操の子孫のみなさん
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▼曹操と似ているだろうか?
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▼それぞれの家の家系図である
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▼家系図がなんだか新しく見えるのは、2011年に修復したばかりだから
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▼こちらは光緒20年(1894年)に作られたもの、戦争を前に一族離散を懸念して書かれたものであるそうだ
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▼肖像画入りの家系図
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▼ちなみにこちらは俳優の鮑国安(ほう・こくあん)さん、子孫らが「曹操を演じた俳優の中で一番似ている」とコメントした
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