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ひどい二日酔いほど辛いものはない。少しでも症状を和らげようと濃いコーヒーを飲む人もいれば、迎え酒でさらにお酒を飲んでしまう人もいる。そんななか、ある研究で「二日酔いは血糖値が関係しているため、意外な食品に症状の解消効果がある」と判明したのだ。これから二日酔いになった時のために、ぜひ一読をお勧めしたい。

・なぜ二日酔いになるの?

まず二日酔いになるしくみを説明しよう。大量のアルコールを飲むと、肝臓がアルコールの分解にかかりきりになり、糖分をつくりだすことができなくなってしまう。そうすると低血糖状態に陥り、頭痛や体のだるさ、脱力感、思考力の低下といった二日酔いの症状が出てくるのである。

・二日酔いには血糖値が深く関係

二日酔いについて研究している英キール大学心理学部のリチャード・スティーブンス教授は、「二日酔いには糖代謝と血糖値の低下が大きく関係しているので、糖分を補給することが最も効果的です」と述べている。

・英国風の炭水化物満載の朝食がお勧め!

イギリスでは昔から、目玉焼きとソーセージ、ベイクドビーンズにベーコンといった、こってりした朝食をガッツリ食べると二日酔いに効くと言い伝えられてきた。その根底には、炭水化物を多く含む食品ばかりなので、下がった血糖値を回復する助けになるとの理由があるようだ。

・人間は本能的に糖・脂肪分を求める

このほか米コーネル大学の研究で、人間は本能的に糖・脂肪分が詰まった食品を欲する傾向があるため、お酒が入ると高カロリー食品の誘惑に負けやすことが判明している。しかし結果的に二日酔いから回復する助けになるので、人間の本能はよくできていると言えるだろう。

・抗炎症薬も効果あり

また血糖値低下のほかに、アルコール分解の過程で生じるアセテートの血中濃度が高くなると、心拍数の増加や吐き気などの原因にもなる。こういった症状を和らげるには、抗炎症薬が効果的だそうだ。

二日酔いがひどい時は、これから甘い物や揚げ物を食べれば回復が早くなりそうだ。しかし気持ち悪い時に、唐揚げやトンカツを食べる気になれるか少し心配だ。

参照元:Mail OnlineQUARTZ(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.