学校で “モテるグループ” と “オタクグループ” といった派閥ができてしまうのは古今東西一緒である。オタクグループに属していたため、学生時代は楽しくなかったという人も諦めるのはまだ早い! ある調査により「イケている思春期を過ごした人は、大人になってから道を踏み外す可能性が高い」との結果が出たのである。

・イケているグループ V.S. オタクグループ

思春期に人気者グループに属していた人とそうでない人が、成人期にどう成長したか調査したのは、米ヴァージニア大学のジョセフ・アレン教授率いる研究チームだ。彼らはアメリカ南東部に在住し、人種が異なる13歳の公立中学校生184人を10年間追跡し、彼らの家族や友人、本人からあらゆる情報を収集し分析した。

・学生時代は魅力的な異性と付き合うと人気者に

その結果オタクグループが13歳の時は、恋愛経験がある生徒や魅力的な同級生と付き合っている人、また非行行為を犯している人を “人気者でカッコいい” と思っていることが分かった。

・思春期と成人期では立場が逆転!

しかし22歳になる頃には立場が逆転し、オタクグループは「かつてモテていた人の人間関係は自分たちほど充実していない」と見なしていたのだ。さらに人気者だった生徒が成人になると犯罪に手を染めたり、アルコール・ドラッグ依存症の問題を抱える傾向が強いことも判明した。

・自分をカッコ良く見せるために過激な行為に!?

学生時代にイケていた人が成人になって落ちぶれてしまうのは、「自分をカッコ良く見せて人気を保つために行動がエスカレートし、アルコールや薬物といった物に手を出してしまうからではないか」と、教授が理由を挙げている。

・人気者グループもイジメの対象になり得る

そして他の調査によると、余程の人気を確立していない限り、“カッコいいグループ” に属していてもイジメの対象になる可能性があるとのこと。ライバルに蹴落とされる心配のない超イケている人気者は、全校生徒の5パーセントとほんの一握りだそうだ。

マイクロソフト社のビル・ゲイツも Facebook のマーク・ザッカーバーグも、コンピューターオタクでモテていなかったという。しかし現代は、オタクが世の中を動かしていると言っても過言ではないので、学校で人気者グループに属していないからといって悲観する必要はないだろう。人生まだまだこれからである。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:Nekolas
イラスト: マミヤ狂四郎

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