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自分の購入した商品があまりにも広告写真とかけ離れていたり、宿泊したホテルが、ウェブサイトの写真と比べると小さかったという経験はないだろうか? 実のところ、「広告写真では食べ物を美味しく見せるために、シロップの代わりにモーターオイルといった代用品を使用している」らしい。そこで広告写真のトリックを伝えた記事が、ネットで話題を集めているので紹介したい。

・食べ物編

それではまず、食品の広告写真に使われるトリックを以下にまとめてみたので御覧頂きたい。

シロップ&はちみつ:ホットケーキにかかっている濃厚な色合いのシロップには、モーターオイルが使われている。本物のシロップだと色が薄いため、あまり美味しそうに見えないからだ。

ハンバーガー:完璧にこんがり焼けたように見えるハンバーガーのパテは、何と靴墨で着色されているのだ。

アイスクリーム:写真撮影中にアイスクリームが溶けてしまうのもあり、さらにしっかりした質感を演出するためにもマッシュポテトが使われている。また、潰したイモを肉の代わりに使うこともあるのだとか。

炭酸の泡:炭酸のシュワシュワ感を出すために、制酸剤が飲料に入れられている。

野菜と果物の光沢:野菜や果物が広告写真でやたらとピカピカとテカっているのは、ヘアスプレーが振りかけられているからだ。

コーンフレークの牛乳:本物の牛乳にコーンフレークを入れるとすぐにふやけてしまうので、シャンプーや糊が代用されている。これなら時間をかけた撮影でも、コーンフレークがすぐにふやけてしまう心配がない。

ふかしたジャガイモ:ふかしたジャガイモのホクホク感を出すために、何と水につけたタンポンが使われているという。意外な物が美味しそうに見えるとは驚きである。

・ホテル編

次はホテルの広告写真に使われるトリックを紹介しよう。

一部分だけ切り取豪華に見えるよう編集:例えば小さなプールの一部分だけを写真に切り取り、豪華に見えるよう編集すれば、目の錯覚でゴージャスなプールに早変わりしてしまう。

ズームのトリック:あたかもホテルの近くに観光名所があるかのように見せるズームトリックで、ウェブサイトの閲覧者は “中心街に近くて便利そう!” と簡単に騙されてしうまうのだ。

見せたくない物を削除:ホテルの裏に騒音の元凶になりそうな工場などが映っていたら、フォトショップで建物をカット! 宿泊者がホテルに着いてビックリ! というパターンである。

ワイドアングルで広く見せる:カメラのワイドアングルを使えば、実際よりもかなり広く見える。小さなプールも狭い部屋も、この手法で広々としたスペースに早変わりだ。

・化粧品編

特に化粧品業界の広告写真は、フォトショップを駆使しまくっていることで悪名高い。2011年にはランコム、2012年にはクリスチャン・ディオールの広告写真がエアブラシで加工され過ぎているため、消費者が商品に誤解を抱くとして写真の使用が禁止となった。

・消費者の反応は!?

しかし広告写真に施される数々のトリックにかかわらず、アメリカの消費者の約半数が「広告に嘘はない」と信じているとの調査結果が出ている。なかでもダイエット関連商品の広告は最も信用されており、34パーセントの消費者が商品に信頼をおいているそうだ。

広告写真はビジュアルが勝負なので、多少手を加えられるのは仕方ないかもしれない。ある程度の誇張はあると、消費者側が心の準備をして丁度良いくらいなのではないだろうか。

参照元:Finances OnlineMail Online(英語)
執筆:Nekolas

▼広告と実物の違いが一目瞭然!
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▼広告写真に使われる数々のトリックが興味深い
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▼実際ホテルに行ったら写真と大違いだった! というパターン
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