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今、自分の病院の患者のために結婚式の準備を引き受けた看護師が、海外で注目を集めている。その患者は末期がん。娘の結婚式に出たいのだが、状況的になかなか難しい。

そこで、病院の看護師がひと肌脱いだのだ。彼女は、限られた時間の中急ピッチで結婚式を準備。見事に成功させたのである。そして、その後……。式にまつわるエピソードとその時の映像は、多くの人を感動させているぞ。

アメリカ・オレゴン州の病院に勤めるローラ・ペターソンさんは、腫瘍科の看護師だ。彼女は病院の末期がん患者、シェリー・ウェストさんのために、看護師の枠を越えた仕事をすることになった。

実はウェストさんには、サラさんという娘がいた。サラさんは、長く付き合っている彼氏がいるが、まだ結婚までは至っていない。

・看護師が結婚式を準備

そんな時、母親であるウェストさんの容体が悪化。それを受けて、サラさんとそのパートナーは結婚の意思をかためた。2人は、ウェストさんも式に参加して欲しいと考えていたようである。

そのような状況で、結婚式の準備や段取りを引き受けたのは、ウェディングプランナーなどではなく、病院の看護師のペターソンさんなのだ。

「結婚式を完璧な1日にしたいって願うのは、女の子だけじゃあないわ。その場にいて、娘の姿を見たいって思っている母親も同じ。何とかしてやろうと思ったわ」彼女はそう語る。

・わずか3日で全て用意

通常、結婚式といえば準備に時間がかかるものだが、今回のケースではそのような余裕はない。なぜなら、ウェストさんに残された時間が限られているからだ。時間をかけていたら、最悪の事態になりかねない。

そこでペターソンさんは、ドレスを用意したり、ボランティアとして協力してくれる人を募ったりなど、式の準備をわずか3日で行ったのだ。また、ウェストさんの容体を考えて、結婚式は病院ですることに決まった。

・結婚式当日

予定通り、結婚式は病院の一室で行われた。急いで駆けつけた友人や家族、そしてウェストさんに見守られて、2人は式を挙げたのだ。娘の花嫁姿を見たウェストさんは「とにかくキレイだわ」と言っていたそうである。

なお、この結婚式で使われたドレスは寄付されたものであり、牧師や楽器奏者はボランティアだという。つまりペターソンさんの呼びかけに、多くの人が協力したのだ。

・式から2週間後

その2週間後、母親のウェストさんは、この世を去った。式はギリギリのタイミングだったのだ。ちなみに結婚式当日、ウェストさんは、微笑みながらこう言っていたそうである。「これで幸せな気分で、あの世へ行けるわ」と。

参照元:YouTubeHuffingtonPostkhon2(英語)
執筆:和才雄一郎

▼こちらが結婚式の時の映像

▼看護師のローラ・ペターソンさん
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▼患者のシェリー・ウェストさん
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▼娘のサラさん
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▼結婚式の様子
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