toilet

「大便」と聞いただけで “汚い” と感じる人は多いだろうが、便の排泄は私たちの生活から切り離せないものだ。そして、便の色や状態は、「健康状態を示すバロメーター」とも言われている。

今、そんな便の色と健康状態についての情報が、海外サイトで取り上げられていたので紹介したい。読むと「自分はもしかしてヤバいのでは?」と気付くきかっけになるかもしれないぞ。

・食物が早く消化されたことなどを示す「緑色の便」

便の色が緑の場合、様々な要因が挙げられるが、多くの場合、食物が非常に早く消化されたことを示しているようだ。または、野菜を多く摂った場合や、緑の着色料が使われたものを食べ過ぎた場合も。

それ以外にも、アニス油に対する過敏症や鉄サプリメントの副作用という可能性などが考えられる。

・胆石症の症状の1つとして考えられる「白い便」

白い便が出た場合、胆汁不足が考えられるとのこと。ちなみに胆汁不足は、胆石が胆管に詰まることによって引き起こされる。

・腐卵臭が漂う「黄色い便」は脂肪の摂り過ぎ?

黄色い便は、大抵の場合、脂肪分を摂り過ぎることで排泄され、腐卵臭を伴うことが多い。脂肪分が多過ぎるために、消化不良になるのだとか。ただ厄介なのが、それだけではないということ。例えば、自己免疫疾患であるセリアック病である可能性も考えられるらしい。

ちなみに、ここで言う黄色い便は、厳密に言うと白っぽさを帯びた黄色のようだ。

・血便の可能性も考えられる「黒い便」

便が黒くなる原因のとしては、黒ビールや、スペインカンゾウから作られるヨーロッパ発祥のお菓子「リコリッシュ」の摂取、または鉄錠剤の服用が考えられるらしい。

ただし、深刻なケースもある。胃などの消化管に腫瘍(しゅよう)や潰瘍(かいよう)ができて、出血していることも想定されるとのことだ。腫瘍ということは、当然ながら「ガン」も含まれるので、要注意である。

なお、出血によって便が黒くなっている場合、その便はタール状で酷い匂いがするもよう。

・血の場合もあれば食物の場合もある「赤い便」

「赤い便」を実際に見ると驚いてしまうだろうが、ただ単に食べ物が原因の場合もあるらしい。一例としては、赤ビーツやトマト、クランベリーなど。しかし、それだけではない。小腸などの下部消化器官から出血しているケースや、である可能性も考えられる。

・「銀の便」が出たら要注意

銀の便と聞くと「そんなのあるのかよ!」と思ってしまう人も多いだろうが、銀の便は実在するようだ。原因としては、胆管が詰まっていることに加えて、食道や胃、十二指腸などの上部消化器官から出血することが考えられるのだとか。

胆汁不足の白い便に血が混じることによって、銀の便になるらしい。なお、銀の便が出た場合は、病院に直行した方がいいとのこと。

——以上である。

なお、これらは考えられる原因の一部。「便の色が気になる」という人は、医師と相談した方がいいだろう。特にタール状の黒い便や、銀の便などが出ている人は、要注意である。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.