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猫と一緒に過ごせる猫カフェが一時期流行ったが、やはり動物との触れ合いは癒されるものだ。かわいい動物の写真やビデオを見るだけも気持ちがほっこりするが、ネット上で猫と遊べるサービスが話題になっているというので紹介したい。

・オンラインで猫と遊べるサービス

コントローラーで動くおもちゃをパソコンで操作し、猫をウェブカムで見ながら遊べるシステム “iPet Companion” を開発したのは、米アイダホ州のロボット制作会社「ReachIn」だ。

社長のスコット・ハリス氏は、同社のエンジニアから「改良のためにロボットアームを自宅に持ち帰ったが、ペットの猫がアームで遊びだして仕事にならなかった」という話を聞き、iPet Companion の着想を得たそうだ。

・システム導入で里親にもらわれる猫が増加

そこで地元の動物保護シェルターに連絡を取り協力を得た同社は、オンラインで操作できるおもちゃを3台設置。2012年5月、ネット上で猫と遊べる初のサービスが開始され、すぐに大きな反響を得た。2週間で90カ国ものユーザーがオンラインで猫たちと遊び、里親にもらわれていく猫の数が57パーセントも増加したのである。

・課題はシステム導入の資金繰り

以来300以上のシェルターや慈善団体から iPet Companion を導入したいとの連絡を受けたハリス氏は、事業を拡大したいとの意向だ。

各団体に、約200ドル(約2万1000千円)でシステムを提供することを目標としているが、研究開発費が高額なため、システム導入とメンテナンス費用の資金繰りに取り組むことが現在の課題だという。現在は、国内全域の動物保護シェルター10箇所で同システムが利用されている。

・難病の子供たちのためにサービスを提供

また同社は、フロリダ州ジャクソンビル市の子供病院162室にパソコンを設置。来月から難病の子供たちが、同市の動物シェルターの猫たちとオンライン上で遊べるようになる予定だ。病院の代表者は、「特にアニマルセラピーを受けられず、隔離状態にある骨髄移植患者の子供が受ける恩恵は大きい」と感謝の意を述べている。

日本では、高齢者のためのセラピー用猫型ロボットも話題になったことがある。どんな形であれ、動物には多大な癒しのパワーが秘められているのかもしれない。

参照元:YouTubeMail Online(英語)
執筆:Nekolas

▼「iPet Companion」を紹介した動画はこちら

▼コントローラーでおもちゃを動かして猫と遊べる仕組み
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▼動くおもちゃに反応する猫ちゃん
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