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日本では、「エナジードリンクは社会人が疲れた時に飲む物」という印象あるが、海外ではもっとオシャレなイメージで若年層にも人気がある。しかし10代の若者がエナジードリンクを飲み過ぎると「精神疾患やアルコール・薬物依存症を誘発する怖れがある」との研究結果が発表され、エナジードリンク愛好家の間に衝撃が走っている。

・青少年の間で人気上昇中

エナジードリンクが若者に与える影響を調べたのは、米ミシガン大学の研究チームだ。8210人の高校生を対象にアンケート調査を行ったところ、約2700人の生徒が1年に少なくとも1本以上、そのうちの約500人が月に1本以上エナジードリンクを飲んでいることが判明。また、年齢が若くなるほど、エナジードリンクを摂取している人数が多いということも分かった。

・興奮や快感を求める若者に好まれる

さらにさらに……エナジードリンクを好んで飲む生徒は、アルコールや大麻を摂取する傾向が強く、タバコの喫煙を始める者が多いことまで判明した。興奮や快感を求める若者は、まず手始めにエナジードリンクに手を出し、次にアルコールや大麻へとエスカレートするものと考えられている。

大麻喫煙は、統合失調症や欝(うつ)の原因になるとも指摘されているだけに、エナジードリンク摂取によって誘発されるアルコール・薬物依存症と精神疾患が懸念されている。

・カフェインが体に与える影響

カフェインを多量に含んだエナジードリンクが心臓に悪影響を与えることは知られているが、睡眠障害や神経過敏症、吐き気の原因にもなると言われている。

・若者への教育が必要

昨年アメリカでは、エナジードリンクの売り上げが200億ドル(約2兆円)に達し、おしゃれな広告に若者が引きつけられているという。研究チームは、「青少年のエナジードリンク摂取量に制限を設けたり、エナジードリンクが体に及ぼす影響を教育する必要がある」と注意を喚起している。

若者はちょっとイキがって刺激のある物に手を出してしまいがちだ。未成年者がエナジードリンクをアルコールで割ったカクテルを飲んで心臓発作を起こした事件も報告されているだけに、十分な注意が必要である。

参照元:Mail Online(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.