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毎日使っているFacebookやツイッターなどのSNSアカウントが、自分が死んだらどうなるか考えたことがある人はいるだろうか? そんな疑問に答えるべく、Facebookが今までの「故人のアカウントに関する方針」を変更し、新たな機能を追加したことを発表したのでその内容をお伝えしたい。

・故人のアカウントに関する設定変更の流れ

Facebookは2007年まで、ユーザーが死亡した場合は、報告があった日から30日間アカウントを凍結した後、プライバシー保護のためアカウントを削除していた。

しかし、2007年4月に起きた米バージニア工科大学銃乱射事件で犠牲となった32名の遺族や友人が、故人のアカウントを削除しないよう抗議。彼らの希望を反映して、Facebookは「追悼アカウント」を設立し、遺族や友人は故人に追悼メッセージを送ったりタイムラインで思い出をシェアできるように設定を変更した。

だが追悼アカウントに設定されると生前の設定に関係なく、ページを見れるのは故人の “友達” だけに限られていた。今回そこが変更になったというのである。

・生前のアカウント設定を保持

Facebookはユーザーの意思を尊重し、生前のアカウント設定を死後も保持すると発表。ユーザーが生前にページを公開していた場合は、死後に追悼アカウントに変更された後も、故人と “友達” になっていない人でもページを見れるいうことである。

・「過去の出来事」機能を追悼に

またFacebookの設立10周年を記念して、今月から提供が開始された「過去の出来事」機能は、当初は自分のアカウントのものしか作れなかったが、登録すれば故人の動画も受け取れるようになった。「過去の出来事」は、ユーザーが過去に投稿した写真が、音楽にのせて1分間流れる動画機能である。

同社のエンジニアチームが、2年前に息子を亡くしたある男性から “息子の「過去の出来事」を作ってほしい” と連絡を受けたことがきっかけで、追悼機能としても利用できるようにしたという。エンジニアチームは故人や残された人々のために、今後も同機能の改良を続ける意向である。

筆者は、気軽に昔の写真やコメントを見て楽しめるので、Facebookを思い出アルバムと使用している。年老いてから、「こんなこともあったな~」と若かった頃の自分を懐かしむ予定である。

参照元:USA TODAYMail Online(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Rocketnews24.