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猫好きにとって、言うまでもなくネコは家族の一員だ。自分の飼っているネコを見ているだけで、たまらなく癒される人も多いだろう。しかし現在、そんな人にとって、背筋の凍るような事件が話題になっている。

ある男性が、里親として多くのネコを引き取っていた……と、ここまではいいニュースのように思われるが、実はその動機はネコを食べるためだったのだ。

・里親のふりをしてネコを引き取る男性

イタリア北部の都市、モンツァに住むフランチェスコ氏は、2年間をかけて県内の預かり所を回り、ネコを集めていた。その数は、少なくとも15匹以上。彼の手口は、里親のふりをするという単純なものだ。ちなみに、引き取ったネコは、いずれも3歳前後の丸々太った黒ネコだったという。

この情報が、イタリア動物及び環境保護協会代表のクローチェ氏の耳に入ると、彼はフランチェスコ氏の行動に疑問を持つようになる。クローチェ氏は、「悪魔崇拝のようなことが行われているのではないか」と怪しんだらしい。

・男性の家に踏み込んだ結果

そこで、ある日、当局者がフランチェスコ氏の家に踏み込んだところ、思わぬ光景を目にしてしまう。彼は夕食として食べるために、ちょうどネコを殺そうとしていたのだ!

彼はそのまま逮捕。取調官によると、動かぬ証拠を突きつけられた彼は、混乱した様子で「ネコを殺して食べることは、法律に触れるのか」と尋ねたという。

「ダメに決まっているだろう!」と思った人も多いだろうが、実は彼がこのような発言をした背景には、イタリアの一部地域に残っている習慣があるようなのだ。

・イタリア動物保護協会代表がネコを食べる習慣に言及

クローチェ氏によると、イタリアでは、ネコを食べる習慣は珍しいものの、それほど馴染みがないものでもないという。なんと、イタリアでは食用として年間500〜600匹の猫が食べられるのだとか! 

ただ、ネコを食べる習慣は、イタリアの一部地域に限定されたもので、全土共通のものではないようだ。それにしても、イタリアでそのような習慣があるとは! ネコを食べようとした男性より、その事実の方がショッキングな気もするが……。

とにかく、ネコ好きならずともペットを飼っている人にとっては、思わず鳥肌の立ってしまう話である。ちなみに、フランチェスコ氏に有罪が宣告されると、懲役1年か、罰金約200万円が課せられる見通しとのこと。

参照元: HuffingtonPost (英語)
執筆:和才雄一郎