2013-10-28_162017

「これは金になる」と見れば、とんでもない速さでコピー、模倣する中国。その中国でまた日本企業に対するパクリ疑惑が報じられている。

今回、問題視されているのは中国で大人気のチーズケーキ屋さんだ。インターネット上で予約が3カ月待ちというほどの人気ぶりだというが、これが商品から店名、キャラクターまで大阪名物「りくろーおじさんのチーズケーキ」にソックリまるまるコピーしたパクリ商品ではないかと、疑惑の目を向けられているのだ。

・中国の「りくろー “おじいさん” のチーズケーキ」

問題視されているのは中国で展開中の「瑞可爺爺の店 RIKURO」だ。日本語に訳すなら「りくろーおじいさんの店」である。

大阪の店は「りくろーおじさん」。「おじいさん」と「おじさん」、店で提供しているのは両者ともにキャラクターの焼印入りの焼きチーズケーキ。さらにそのキャラクターのイラストも、「完全に一致」と言いたくなるほど酷似している。

・芸能人が「瑞可爺爺」をテレビで紹介して注目

中国の「瑞可爺爺」は現地では大変な人気であるらしい。台湾の人気タレントのシュー・シーディも中国の「瑞可爺爺」のファンであるそうだ。それをテレビ番組内で話したため、パクリ疑惑があるものを推薦するのはどうか、と物議をかもし、さらに注目を集めた。

・中国「瑞可爺爺」が声明を発表

「瑞可爺爺」は、中国版 Twitter・Weiboの公式アカウントで商品について「台湾の5ツ星技術を継承」としている。包装紙に「台湾発」と書いたり「台湾を25年間風靡」とも書かれているそうだ。一方で、台湾報道によると、関係者が「大阪のりくろーおじさんからのれん分けした」と話しているとも伝えられている。

結局、中国の企業なのか、台湾の企業なのか? 日本と関係はあるのか? この点について「瑞可爺爺」は

「『瑞可爺爺』および『RIKURO』ケーキ店は上海瑞酪路投資管理有限公司が運営、管理をしています。商品は上海市、浙江省、福建省などでお買い求めいただけます」(和訳ここまで)

と、いう声明を発表した。声明のなかでは商品の紹介はされたが、パクリ疑惑については一切触れられていない。

・りくろーおじさん「海外への出店は行っていません」

なお、この件について大阪の「りくろーおじさんの店」を運営するリクロー株式会社は以下のようにコメントを発表している。

「リクロー株式会社が運営しております『りくろーおじさんの店』は関西で9店舗のみ出店しております。海外等への出店は行っておりませんので、ご注意くださいますようお願い致します。」(リクロー公式サイトより引用)

このパクリ疑惑について、上海市当局が調査に乗り出すとしている。はたしてどのような調査結果が出るのだろうか。注目したい。

参照元:東方網ET Today(中国語)、Weibo @瑞可爺爺Rikuroりくろーおじさんの店YouTube
執筆:沢井メグ

▼こちらが大阪の「りくろーおじさん」のチーズケーキ
2013-10-28_162017

▼中国の「瑞可爺爺」のチーズケーキ、刻印まで酷似
ruike
▼「りくろーおじさん」のキャラクターも……
2013-10-28_162250
▼「完全に一致」と言いたくなろほど酷似
2013-10-28_162316
▼「りくろーおじさん」は海外には出店していないと発表
2013-10-28_162531
▼「瑞可爺爺」はパクリ疑惑には触れず「上海の会社が運営している」という声明を出している
d6e9a276tw1e9xkszrlwzj20cb0hi3zc