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全裸で衣服を着ているのと同じように自然に生活する、ヌーディズム(裸体主義)。カナダやオーストラリアには、そんなヌーディストたちが集まるヌーディストビーチが存在するが、韓国でもヌーディストビーチの建設が計画されていることが分かった。

この一報が流れると、なぜか韓国国内からは「変態が集まるだけ」、「性犯罪などの “副作用” があるはず」などと否定的な声が殺到。歓迎するどころか反対ムード一色となっているのだ。

・2017年までにヌーディストビーチを造成する計画

ヌーディストビーチが建設されるというのは韓国東部・江原道(カンウォンド)だ。江原道環東海本部が2013年10月22日に明らかにした内容によると、「国民の欲求充足および魅力的な先進国型の海浜運営」と「東海岸の差別化と特性化」を目的として、2017年までに東海岸に造成される計画だという。

・ネットの声「犯罪が不安」

しかし、儒教思想が残る韓国はまだまだ保守的。そのため、江原道がヌーディストビーチの造成を発表するなり、ネット上には反対するコメントが殺到した。

「性犯罪者や変態であふれる韓国にヌーディストビーチはいらない」
「レイプ世界1位だっていうのに何がヌードビーチだ」
「西洋の価値観と韓国の情緒は異なる」
「犯罪天国になるよ」
「ただでさえ性犯罪が多いっていうのに」
「韓国国民の情緒や性に対する認識を考えた方が良い」
「地域の特色を生かしたいなら他の方法でやってほしい」
「誰のためのヌードビーチなのか分からない」

犯罪を心配し、ヌーディストビーチは韓国に合わないと反対する意見が集まったのだ。「西洋ができるのに韓国にできない理由はない」、「現実的に上手く運用すれば良いと思う」などといった肯定的な意見はわずかだった。

・自治体「ヌーディストビーチは避暑文化の多様化」

否定的な声を受けて、江原道は「国民の情緒に配慮し、段階的に進めて共感をしてもらうために努力する」と説明している。また、「避暑文化の多様化を通じ、減少傾向にある夏のビーチリゾートに対する関心が高まるものと期待している」としており、造成する気は満々のようだ。

・度重なる地元の反対

今のところ江原道の計画では、2014年に造成する場所を決定し、16年までにインフラを整備した後、2017年から試験運用を始める。韓国の地方自治体がヌーディストビーチの造成計画を発表したのは、今回が初めてではない。

これまでも何度か計画が持ち上がったが、結局地元住民らの反対により頓挫している。江原道は国民の反対意見を押し切り、韓国初のヌーディストビーチを誕生させることができるのだろうか。

参照元:dailian(韓国語)
執筆:レイチェル
Photo:Flickr leojmelsrub